小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記SOMMELIER DIALY

黄身をプラスすると超贅沢な美味たまご料理になる。

こんにちは!

たまごのソムリエ・こばやしです。

 

複数のたまごを特性に合わせて組み合わせることで

新しいおいしさが生み出せる。

そんなお話です。

 

たまご一個には黄身と白身が入っています。

鶏種が同じ

サイズが同じなら

たいていは黄身と白身の比率は

決まっています。

 

ですが、

複数のたまごを使う料理だと

別々の調理をするとか

あえて白身だけ、黄身だけを追加するとか

ちょっと比率を変えてやることで

とたんに面白い食感や極上の風味の

玉子料理になるんですね。

 

◆黄身プラスで極上の味に!?

たとえば

たまごかけごはん。

通常のたまごかけごはんを作って

そこに…

黄身をもうひとつ追加する。

すると、めっっちゃ美味しい

極上の卵かけご飯になります。

これはどういうことかというと、

生卵のうまみの元・アミノ酸などは

たまごの「黄身」に多くあります。

対して白身は滑らか食感の寄与ですね。

 

ですので、やや黄身の多いたまごが

たまごかけごはんには好まれ、

ぼくたちの卵かけご飯専用たまごも、

そういう条件のものだけを選別します。

 

ですが、その「うまみの元」である黄身を

別のたまごからプラスしてやれば、

超濃厚なたまごかけごはんになるんです。

 

有名どころでは、

親子丼で最後に生の黄身を足してやることで

たまごの濃厚な風味と食感を感じてもらう

そんな工夫があります。

 

「黄身だけプラス」は

ほかにも目玉焼きでも

プリンなどお菓子でも

有効な手段なんですね~。


◆白身プラスで極上食感に!?

逆に、白身を余分に足してやることで

大きなおいしさになる場合もあります。

たとえば玉子サンドイッチ。

黄身が多いと、

すこしザラつきを感じるんですね。

 

逆に白身がたっぷりだと

白身のふるふるとした食感が、

サンドイッチのパンの食感と相まって

とてもおいしくなります。

 

ですので、ゆで卵をつぶす際に

一部を「白身だけ」多くしてやる

そんな工夫をするんです。

実際、有名店さんでは

比率を計算して、

毎日この工夫をされています。

 

オムレツやオムライスでも同様です。

白身を足してやると

とろふわ食感をコントロールし、

驚きのおいしさを感じてもらえます。

 

ご繁盛店さんにぴったりの

更にマニアックな「プラスたまご」の

活用法もありまして、

ご一緒に繫盛メニューとして

取り組ませていただいております。

 

たまごでご繁盛

ご興味ありましたらご一報くださいませ。

 

ここまでお読みくださって、

ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまご全般コラム2022年06月4日