卵の〇〇が入った看板を出すと「フラッと来店客」が激増する
こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。
お出かけする人が
この10年で劇的にやらなくなったこと、
って何かわかりますか?
2つあります。
それは、
「待ち合わせ」と
「調べてから外出」です。
スマホの台頭もあって、
一か所で待たずとも
ブラブラしながら相手を待てる。
「ハチ公前で5時に。」
なんて待つ必要無いんですね。
また、手元でいろんな情報が検索できますから、
「〇〇を目的に出かける」
よりも、
「着いてから考える・探す」
が激増しているのです。
ウチのスタッフもそうですが、
映画を観る時ですら
「シネコンに行ってから決める」
という行動原理の人が増えているんですね。
同じく、
「とりあえずユニクロに行く」
「とりあえずダイソーに行く」
みたいな人も多くなっています。
実感ありますよね。
フードコンサルタントの大久保一彦氏は、
こんな人々のことを「とりあえず客」と
言ってますが、
もし、
そんな人たちを
ターゲットにするならば、
「たまごのシズル写真」
はめっちゃ有効です。
フラッと寄ってもらうには、
目立つ看板や店頭POPがとっっても大事なのですが
丸い黄身の写真は、目を惹きつけるのにすごく高い効果があります。
ためしに、あなたの近所のスーパーさんに
行ってみればよく分かります。
中身と関係無いのに「たまごの黄身」を
パッケージ写真に載せている商品
がたくさんあります。
上の商品は『海苔』です。
卵は入ってません。念のため。
でも、つい見ちゃいません?
中には、
「単に黄色いマルを写真に合成しただけ」
の商品すらあります。
わかります?これ、
黄身っぽい〇が描いてあるだけなんですよ。
でもつい目がいっちゃいます(笑)
これは、「遠目」にでも
目を惹かせるための
とっても有効な手段なんです。
ネット広告でも、黄身を使ったシズルをよく見かけます。
記事の中の小さい写真でも、目立ちます。
こんな風に目を惹くと、お店に
「あら?ちょっと入ってみようかしら。」
となっちゃう、その率が上がるんですね。
単に目を惹くだけじゃなく、
卵の黄身は「食べたい」
という訴求もかなり強くって、
メニューに写真付きで載せると
注文数はすごく高くなります。
ぜひ、増えつつある
「フラッと寄ってもらう来店客」
の獲得に、
「たまごの黄身写真」を活用してみませんか!?
ちなみにボクは以前、
京都で居酒屋さんを探した際、
めちゃめちゃうまそうな
馬肉ユッケの写真に惹かれて
フラッとお店に入ったことがあります。
そのユッケ、かなりお値打ちだと思ったら
「うずら卵の黄身+少量ユッケの小鉢」
だったのです。
2人でウキウキしながら注文して、
あまりの小ささにションボリしたのを
覚えています。
逆に言うと
こんなことが起こるくらい
黄身の訴求力がすばらしい
ってことかもしれません(笑)
ここまでお読みくださって、ありがとうございます。