料理で仲良く!・・・伝統的で新しい「合コン」って!?
婚活、という言葉がずいぶん定着してきましたね。
「朝婚活」「ゴルコン」「料理合コン」 イベント系「婚活」お目見え(J-CASTニュース)
http://www.j-cast.com/2009/05/28042100.html
婚活というか「コンパ」がずいぶん変わってきているようです。
一緒に料理を作ったり「うどん」を打つコンパまであるんだとか。
記事中にもありますが、誰かの人となりを知りたいと思ったら、共通体験をつむことが一番です。
とくに、一緒に誰かと料理をしてみると、ちょっとした気づかいから、段取りの組み方まで、普段の考えがや良いところがわかりますよね。
さらに、共通の体験が共感と仲間意識を育みます。
■日本の合コンの起源
さて、もともと合コンは、80年代に若者同士が一緒に山登りをする「合同ハイキング」でした。
初めて合った大学生の男女が、ハイキングをしてお互いの理解を深めたんだそうです。
「サクランボ狩り」や「ゴルフ」、「お料理」コンパなど共通体験に重点を置いたコンパは、一見新しいようで実は原点回帰していると言えそうです。
■もう一つのコンパの起源
もともと「コンパ」とは、英語の「仲間」をあらわす「カンパニー(company)」に由来します。
そして、そのさらに語源は、「パンを裂いて共に食べる(仲間)」という意味の「コミュニオン(communion)」から来ています。
これはキリスト教で、イエスの体を現すパンをみんなで食べて仲間になる契りを交わすことを意味します。
つまり、従来あった「みんなで楽しく飲んだり食べたりする合コン」も、そもそもの言葉の意味にかなった正統な催しなんですね。(^^)
健康的な共通体験コンパ、楽しく食べる合コン、あなたはならどっちが良いでしょうか?
・・・。
「一緒にお料理することのメリット」ということでエントリを書き始めたのですが、なにやら合コン推奨みたいな内容になってしまいました。
自分の合コン参加願望に気付きつつも、今日もたまご一番で仕事がんばります。
(参照)知っておきたい「食」の世界史(宮崎正勝 著)