味の記憶、香りの記憶・・・その3
以前書いた「味と記憶」についてのお話続きです。
■記憶に残る味がある!?
最近の研究によると、脂っこい食品ほど記憶に残ることが分かっています。
脂質分たっぷりの味・および食べた状況を記憶する事は、原始の人類にとってかなり重要な事柄であったためとも言われています。
脂っこい食品は「おいしかったなー、また食べたい。」といつまでも思いやすいわけですね。
ですから、太り気味な方はむしろ「あっさりした味を、いかに記憶に残すか」を意識すると、無理せず痩せられるかもしれません。
あっさり食を、しっかりと見て五感で味わう。
これだけで、
昔の記憶を“高脂肪の料理”に占有されることなく、「以前食べたあの素麺おいしかったなー。今日のお昼は軽めの素麺にしよう。」となるわけです。
選択的に記憶を強化するという意味では、食べに行ったらメモをとったり、blogやmixiに写真をアップするのも重要なんですね。
私も仕事柄よくメモし、よく写真を撮り、そしてこんなblogを書いています。記憶の面で、よっぽどトクしているのかもしれませんね。(^^)