よっぱらい火の玉(ウィスキーのお話)
毎日暑いですね!
NHK朝ドラ「ゲゲゲの女房」では、目玉のおやじが毎朝出ています。まだまだ暑さも続くとの事、ゾクっとする怪談も良いかもしれません。
というわけで↑ご紹介しましたが、
上記の写真、火の玉ではありません。
これは「リチャー」と呼ばれる、ウイスキー樽の焼き入れ作業のひとコマ。
一年ほど前ですが、勉強仲間のY社長さんの計らいでサントリー白州工場(山梨県)を見学させていただきました。
本日はその時の様子を少しだけご紹介。
上記の炎、リチャー。
これは、古くなった樽の内側を焼いてやることで、樽の木の香ばしさや色合いをよみがえらせる作業なんです。
こんな感じでどんどん焼いていきます。
ひと樽ひと樽、手作業。これ、すごく手間がかかっていますね。
一瞬で火を消すのもまた、職人技のひとつ。ほんのちょっとの水しか使いません。
そうやって蘇ったウイスキー樽。
こうして作られた樽とウイスキーが、白秋工場には何十万樽と眠っています。そして、はるか数十年先にお客様のグラスに注がれるのを静かに待っているんですね。
そして、今、まさに飲みごろとなったウイスキーの水割り。アテンダントのお姉さんに作っていただきました。
驚いた事に、この「水割りの作り方」にもすごいこだわりが。
最高の香りと味を引き出すための、なんと混ぜる回数まで決まっているんだとか。
これはワクワクする良いこだわりですね。
飲んでみて、納得!その香りを余すことなく堪能しました。(^^)
<本日の結論>
怪談なんかなくても、白樺の生い茂る白秋に行けばすずしくなります!