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ソムリエ日記SOMMELIER DIALY

たんぱく質は「卵白質」だった!?【たまごの雑学】

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

たんぱく質」って聞いたことありますよね? 私達のお肌や筋肉、すべてたんぱく質でできています。

ではそもそも「たんぱく」ってちょっと変わった言葉ですよね?どういう由来なんでしょうか。漢字で「蛋白質」と書きます。

「たん」とは「蛋(タン)」、中国語で言う「たまご」の事です。(たとえば鶏卵は「鶏蛋(ジータン)」・ピータンであれば「皮蛋」と書きます。)つまり、卵の白身が「蛋白」

「たんぱく質」とは、たまごの白身そのものを表わす言葉だったんですねー。

そもそもは英語の「protain(プロテイン)」という言葉がドイツで「卵白(Eiweiß)」と訳されており、明治の頃よりドイツ医学を輸入していた日本でもそのままの言葉として訳されたようです。

「蛋」という字はなじみが薄いため「卵白質」と書くことが提唱された時期もあったそうで、もしそうなっていれば日本人の玉子料理に対する見方もずいぶん健康志向に変わっていたのではないでしょうか。

ちなみにその名を冠されるだけあって、たまごの白身はたんぱく質として非常に良質です。 また脂肪分はほとんど含まれないためカロリーは42キロカロリーと低く、「高タンパク低カロリー」な食品であります。また体に必要なほぼすべてのアミノ酸を含み、また肌荒れや口内炎予防にかかわるビタミンB2をたっぷり含みます。

プロ格闘家やプロレスラーさんの中には、毎日「白身だけの卵かけご飯」を食べている方もいるくらい。 お子さんが入学進学、春から頑張っていかれるお母さんも、ぜひ高タンパク質の代表選手白身を多用した料理をご活用くださいませ!(^^)
ここまでお読みくださって、ありがとうございます。 

カテゴリー | ソムリエ日記 , おいしさ雑学2014年04月7日