ヒツジもヤギも「牛」と呼ばれていた!?(鶏の呼び名)
こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。
ごぞんじの通り今年は未(ひつじ)年ですが、「ひつじ」の語源ってご存知ですか!?
実はむかしむかし、ヒツジはウシの仲間だと思われていました。また従順で飼いやすかった事から、「飼われた(養われた)ウシ」→「養牛(ヒタシウシ)」と呼ばれていたのだそうです。 そこから訛って「ヒツジ」となったのだとか。
ちなみにヤギも牛の一種と考えられていました。こちらは山に住むため「野牛(ヤギュウ)」と呼ばれ、そこから訛って「ヤギ」・・・になったんです。えー!
ヒツジもヤギもウシ・・・。
ぜんっぜん見た目が違うんですが、いっしょくたに全て「牛」で括ってしまうとは、昔の人は何とおおらかだったのでしょうか^^;
ちなみに「ニワトリ」さんの語源はそのまんまでして、「庭にいる鳥」だからニワトリ・・・・・・。古事記や万葉集にもこの呼び名で載っています。
「家にいるから『イエツトリ』と呼ぼうぜ。」
ということもあったようですが、ニワトリの方が呼びやすかったのか徐々にすたれてしまったようです。
そして「鶏(ケイ)」という発音はニワトリさんの鳴き声が『ケイケイ』と鳴くことから付いたもの。
実際には『クゥーーー、コッコッ』というカンジです。似てるっちゃ似てますねェ。
「牛(ギュウ)」という発音も牛の鳴き声から付いたものですので、そういう意味では牛と鶏サンは似ているとも言えますね^^
ここまでお読みくださって、ありがとうございます。