犬とたまご鶏のコラム
こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。
年始恒例「干支とたまご鶏」のコラムです。
今年は戌(いぬ)。
干支では申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)、と順番になっていますが、これいろんな意味があるんですね。
いわゆる「干支決めの競争」を神さまが開催し、その順番で干支が決まった、…という物語はアジア各地にあります。
その中で共通している部分のお話として、
猿と犬はご存知「犬猿の仲」、
とにかく喧嘩ばっかりしているので鶏さんはその仲裁のために二匹の間に入って一緒にゴールした。
なので、猿-鶏-犬、となっているのだとか。
鶏さん、なんとなく世話焼きの学級長タイプのイメージですねぇ。
ちなみに干支は“方角”とも密接に絡むのですが、
申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)の方角は「鬼門」、
悪しきものに対抗する方角なのです。
桃太郎で鬼退治のお供をするのが犬猿鳥(キジ)なのも、このためなんですね。
「鳥って戦力としては弱いよなあ…」
小さいころはそんな風に思っていましたが、
なかなかどうして考え抜かれたお供のチョイスだったようです。
こばやしは昨年が厄年だったのですが、悪しきものを祓うニワトリさんのおかげか、なんの問題も無く無事一年を過ごすことができました。
今年の後厄は、犬パワーでなんとかしてもらいましょう!(笑)
ここまでお読みくださって、ありがとうございます。
(関連:さるかに合戦、クリじゃなくて卵が仲間だった! – たまごのソムリエ面白コラム)