シュワルツェネッガー氏を当選させた、たまごジョーク
こんにちは。たまごのソムリエ・小林ゴールドエッグのこばやしです。
突然ですが皆さんは、イキナリ卵をぶつけられたらどうしますか?
「なんてことするんだ!」
真っ赤になって怒るのが普通だと思います。
では、それが“選挙中”だったらどうでしょう・・・?
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2003年、カリフォルニア州知事選挙活動中のお話。
シュワちゃんこと、アーノルド・シュワルツェネッガー氏は選挙演説中に、反対派の聴衆に生卵を投げつけられました。
シュワルツェネッガー氏、
顔色一つ変えずに上着についた生卵をぬぐい、こう言いました。
「ベーコンも一緒によこせよな!」
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会場は笑いに包まれ、演説とも相まって、支持者の大歓声を浴びました。
結果は皆さんもご存じのとおり。 見事州知事に当選したんですね。
ベーコンエッグはアメリカで最もポピュラーな料理のひとつ。
うまいですね。 もちろんこのジョークのおかげで当選したわけではありませんが、こういう、余裕と機転をもっての切り替えしは、聞く人に知性と余裕を感じさせます。 実際にその場で聴いていた人たちは「頼もしい」と感じたのではないでしょうか。
当時、このシーンはニュースとしてあちこちで取り上げられましたので、「シュワルツェネッガー = 知的」のプラスイメージに大きな役割を果たしたことは確かです。
さて、我が国でも、いよいよ投票が近づいてまいりました。
最近はテレビ新聞だけじゃなく、ネットのオンライン生放送などでも各候補者の方のご意見を聴くことができます。 政策以外にも、候補者の皆さんがどんな当位即妙のお受け応えをされていらっしゃるかも、ちょっとした判断材料になるのかもしれませんね。(^^)
ここまでお読みくださって、ありがとうございます。
(関連日記 : 選挙でよく出る「たまご」の話 – たまごのソムリエ日記)