小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記SOMMELIER DIALY

オムレツを見極めるお客さま【たまごの名言】

こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。

今日は、たまごの名言をご紹介。

<私は卵を産むことはできないが、
オムレツを見極めるのは得意だ>

– ジョージ・バーナード・ショー

 

うーん、面白い表現ですね。

「当事者じゃないけれども
物事は良く見えるんだぜ。」

という意味でしょうか。

 

これ、
料理人さん・飲食店さんと
来店するお客様の関係にも
つながりますよね~。

 

ご来店のお客さまは、
味、店のサービスを
ご評価されます。

 

時にはお店が、

『わかってないなぁ。』

『そんなに言うなら
料理作ってみろってんだ。』

なんて感じることも
あるかもしれません。

 

いや実際にそんなボヤキを
聞いた事もあります。

 

ですが、食べる側も
理屈は分からなくても

「なんとなく感じる」

良い点・物足りない点を、
わりと正確に
把握していらっしゃる
んじゃないでしょうか。

 

専門家であることと
良しあしを判断できる
ことって、

べつにカンケー無い
のかもしれません。

 

むしろ、

『卵を産む』の部分
を知らないからこそ

シンプルに
『オムレツの見極め』が
正確に分かることって
よくありそうです。

 

また、僕たちと
得意先の飲食店さまの関係も
同じかもしれません。

 

僕たちは料理のプロじゃないですし
飲食店経営もしていません。

 

ですが、
数十年の中で
数百件の『繁盛店』と、

数千を超える
『つぶれたお店』を
取引の中で見てきています。

 

たまごを通して
提案でかかわる僕たち
だからこそ見えているものが
あるようにも感じます。

 


この言葉を言った
バーナード・ショーさんは
英国の劇作家で評論家、
政治家で文学者で
ノーベル文学賞まで受賞している
スゴイ方。

 

映画「マイフェアレディ」の
原作となった小説を書いた
ことでも有名ですね。

めちゃめちゃ元気な方で
『ベジタリアン』でしたが
たまご料理は食べたそうです。

 

「ボクは動物の死体を
食べる趣味はないね。

もし食べてれば
早く死ねただろうけど(笑)

永遠に生きるんじゃないか
って言うくらい
長生きしちゃうのが
ベジタリアン唯一の欠点だよね。」

 

みたいな事を言うくらい
長生きをしまして、

94歳までピンピンして
仕事をこなし、

 

その最後も
庭でばりばり作業中に
ウッカリ転んで
骨折したことが死因でした。

 

他にも
バーナード・ショウさんは
こんなエピソードがあります。


とても太った作家が、
バーナード・ショウをからかいました。

「君はいつみても
痩せているね~。

外国人が君を見たら
イギリスは飢饉じゃないのか
って心配するだろうよ。」

 

ショウは言い返しました。

「外国人が君を見たら
飢謹の原因は君だ
と思うだろうさ。」


うーん、
こんな切り返しができる人に
なってみたいものですね~。

 

ここまでお読みくださって、
ありがとうございます。