本当は固い!?たまごの真実
こんにちは!たまごのソムリエ・小林ゴールドエッグのこばやしです。
こんなニュースがありました。
卵の「踏み台」に小学生わくわく(2013.7.27 産経ニュース)
小学生向けの理科講座「わくわく実験室」が千葉県浦安市立美浜北小学校の体育館で開かれ、市内の5、6年生74人が参加した。(中略)
横から押せばすぐ割れても、縦方向なら大きな力に耐えるという性質を使い、市販の鶏卵を縦に20個並べた「踏み台」を作って交替で乗り、割れないことを確認した。
・・・・・・というわけで、たまごを20個並べた踏み台に乗ってみる!という科学実験のお話です。
何度かご紹介しましたが、海外では高校の物理の授業でも、卵を使ってニュートンの法則やパスカルの原理を学ぶカリキュラムがあります。 身近にあるものであるほどイメージがしやすく、学びの内容と実際の生活がリンクしやすいため、より楽しく学べる機会になるわけです。jこのような取り組みが卵で行われますこと、とってもうれしくワクワクします(^^)
◆実はけっこう頑丈!たまごの真実
これは、香港であった見世物の写真。 たまごをトレーの上に並べて二段に重ね、その上に乗る。みごと割れません!という芸ですが、見ている人からは拍手喝采やんやの大反響だったそうです。
卵の殻は、長軸方向(タテの上下からの)に対する力に対しては、一個でなんと7kgもの荷重に耐えられます。
つまり、1パック10個の上ならば、大のオトナが乗っかる事ができるんですねー。 きちんと数を並べたならば車だって卵の上に乗れるんです。
商売ものなので、私は卵を足蹴にするなんて決してできませんが、実験としては非常に面白いです。 ぜひ夏休みの自由研究などで、「たまごの上に乗れるかどうか」実験を試してみてくださいませ。
やわらかいスリッパなどを使って乗ると、成功しやすいです。あ、終わったら美味しくたべてくださいね!(^^;)
ここまでお読みくださって、ありがとうございます。
(参考:改訂増補タマゴの知識 幸書房)