古都の新野菜 ・ カルシウムと卵の関係
キャベツ × ダイコン ≒ ホウレンソウ
これ、何のことかわかりますか?
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キャベツとダイコン掛け合わせ 京大など 新野菜開発(京都新聞)
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009091800044&genre=K1&area=K00
キャベツとダイコンを掛け合わせた新野菜を、京都市と京都大が開発した。来年3月下旬の収穫を目指し、今秋から市の実験農場で栽培を始める。協力農家と野菜名も募集する。
キャベツの甘みとダイコンの辛みが絡み合った味で、おひたしなどにして食べられる。栄養価は高く、ホウレンソウに比べカルシウムが1・7倍ある。
学名上違う「属」を交配した珍しい雑種で、耐病性が高く収穫量も多い。市農業振興整備課は「あとはどう普及させるかが悩みのたね」という。
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少し前のニュースですが、ずっと気になっています。
「あたらしい京野菜」というコンセプトがすごくそそりますね。
おひたしとあるので、使い方はホウレンソウなどと同じで良いのでしょうか?
リンク先の写真を見る限り、小松菜かホウレンソウのようですね。
そして味はキャベツとダイコン。
うーん、食べてみたい!明日仕事で京都に行くんですが、この野菜発売は来春だそうで、まだ食べるのは無理そうです。待ち遠しいです。
あと野菜と「悩みのたね」とをかけてあるのも興味深いです。
整備課の方の「ちょっとうまいコト言うたった」感をかんじます。
■卵のビタミンDでカルシウム吸収促進
さて、この新野菜のようなカルシウムの豊富な食品と卵は、とっても取り合わせが良いんです。
それは、卵に含まれているビタミンDのおかげ。
このビタミンDは、カルシウム吸収を助け、骨や歯を強くする役目があります。
つまり、ビタミンDが不足していると、いくらカルシウムやリンをとっても、体に吸収されないということです。
もともとカルシウムは体に吸収されにくい物質です。牛乳でたしか15%くらいしか吸収されません。
国民全体でも6割以上の人がカルシウム不足であるとのデータもあります。
成長盛りのお子さんや、骨粗鬆症を心配しているご年配の皆さん、
ぜひビタミンDの豊富な魚やきのこ、そして卵を食べてみてください。
もちろん、上記の新京菜や大豆食品のような、カルシウムたっぷりの食べ物とあわせてですね。
「おいしくて健康」の相乗効果のある秋の味を楽しんでくださいませ。