小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記 SOMMELIER DIALY

たまごの健康情報(研究など) 記事一覧

 

suika.jpg

うちの息子がスイカを食べられる年になったので、気になって調べてみました。

 

 スイカの種は食べても良いのか?(読売新聞online)

結論から言うと、めっちゃ体に良いので、どんどん食べても大丈夫との事です。

中国や台湾では、種を食べるために「種の大きなスイカ」まであるとの事。ビックリですね。

昔からある「スイカの種を食べると盲腸になる」という迷信は、ヨーロッパで切った虫垂がブドウの種に見えたことが発祥なんだとか。

さて、卵も、ちょっと前までは「たまごを食べるとコレステロールが上がる。」と言われていました。これも、ちょっとした実験ミスから生まれた迷信なんです。

これは、90年前にロシアで、ウサギに卵を食べさせた実験が原因。
食動物のウサギに動物たんぱくの卵を食べさせたために、高血圧になったというデータがとれてしまったんです。 消化酵素を持ってなかったんですね。

usagi_tamago.jpg

国立栄養研究所による数度の試験、米国での二万人追跡調査など、いろいろな角度からの調査で、現在は否定されています。

コリンという物質の作用で、一日10個食べ続けても、逆に血中コレステロールは下がるというデータもあります。

とはいえ、こちらはまだまだ「一日卵は一個だけしかダメ!」という考えも根強いです。

スイカの種と同じく、迷信→早く笑い話となればイイなあと思います。

関連:たまご健康辞典(たまごは一日一個なのか?)

 

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまごの健康情報(研究など) 2009年08月3日
「卵を食べると『健康寿命』が延びる。」
東京海洋大学大学院の矢澤教授は、著書の中でそうおっしゃっておられます。
つまり、寝たきりじゃなくて、自転車に乗ったり元気に歩いて趣味を楽しんだりできる人生の期間のことですね。 なぜ卵を食べるとその健康寿命が延びるのでしょうか?
卵には、アミノ酸やコリン、そして・ビタミンA 、B1、B2、B6、B12、D、Eなどのビタミン・鉄、カルシウム、リン等の豊富なミネラル群は体にとって理想的なバランスで、様々な成分が含まれています。 更に、卵のカラザ(ヒモの様なもの)や卵白リゾチーム、コリンなどは、抗がん剤やウイルス対策含め、近年どんどん新しい研究成果が出されています。
ざっと書き出してみても、現在報告されている卵の健康機能には、(1)コレステロール調整等の脂質代謝、(2)肝機能の改善、(3)ボケや老化防止、(4)皮膚を若々しく保つ、(5)抗がん作用、(6)脳内出血防止、(7)風邪に良い、(8)骨粗しょう症予防 など、様々な効果があります。
すごいですね!?
また後日に、自分のまとめの意味も含めてご紹介させていただく予定です!^^)
カテゴリー | ソムリエ日記 , たまごの健康情報(研究など) 2009年01月16日