小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記SOMMELIER DIALY

続・バターとたまご男と繁盛メニューの話

こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。

昨日、「バターアンドエッグマン」という
慣用句についてご紹介しました。

(関連:「バターと卵の男」ってどんなヤツ…!?【たまごの慣用句】 | たまごのソムリエ面白コラム

ある大物女優企業家さんから
バズった「バターとたまご男」言葉が
舞台になり映画になり
大ヒットしたことで、百年前から
今につづく慣用句になっているのですが、

じつはその翌年には、
「ビッグバターアンドエッグマン」という
ジャズのヒット曲がリリースされています。

演奏&歌は
あのルイアームストロングさん。

「あの子は西からくる
偉大なバターとたまご男を待っているんだ。

たくさん働いてくれる男と
可愛い服がほしいのさ

みたいな感じの歌詞です。
いや~、これが良い曲なんですよ。

 

 


芝居から映画、そしてジャズ・・・

こういう『話題の水平展開』って
今の日本でもメディアスクラム
として存在しますよね。

ですが、現代では最初から
「狙って仕掛ける」がセオリーのため、
逆にその意図が鼻につくと考える人も
増えてきました。

少し前には、
ワニがキャラクターのweb漫画で
話題になったものの企画を
くっつけすぎたことが
批判となって炎上したこともあります。

 

そういう狙いすぎとは別な
ちょっと違う解釈として、

料理で再解釈、
というのも面白いんじゃないでしょうか。

 

以前、
スープストックトーキョーさんが、
名画をイメージさせたスープを
売り出しましたが、評判もよく話題になりました。

 

絵や映画、ジャズの名曲を
料理で表現、なんてのも
おもしろいんじゃないでしょうか。

『バターとたまご男』から
更に料理を再定義して
現代で楽しんでもらう、なんてのも
たのしい企画になるのかもしれませんね。

 

ここまでお読みくださって、
ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまごの歴史・文学・文化学2023年05月15日