にわとりと卵の風水
こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。
本日は縁起のおはなし
風水
にまつわる話を。
古来中国では、
大地には“気脈”があり
その上に建物を建てたり
育ち食べた物や
置くものによって
そこに住む人たちに
すごい影響をおよぼすのだ。
風水とは
そんな考え方ですね。
統計学的な要素もあって
「なんだか難しそうだな。」
とも感じますが、
じつは!
ちょっとカワイイ考え方も
あります。
たとえば
動物の見立て
を使った風水。
こんなお話があります。
浙江省寧波市にあった
報恩寺という寺
ちょっと変わっていまして、
『メンドリのカタチ』
をしていました。
そして、
少し離れたところに
ある王家橋という村。
その村が、
『ひよこのカタチ』
をしていたのです。
すると、
ひよこがみんな
報恩寺に行ってしまう・・・。
つまり、その村に
子ができなかったのです。
これを見抜いた者が
その寺を壊し
牧場にしたとたん・・・
子供が生まれるようになって
村が栄えたそうな。
めでたしめでたし。
というお話し。
風水的に
影響度のたかい土地を
『風水宝地』というんだ
そうですが、
ニワトリ型の
お寺を建てることが
村の風水に
攻撃をしかけることになる
このエピソード、
動物にみたてられた
風水宝地が
対抗物によって封じられ
その封印を解く
という
なかなかロマンあふれる
お話しともいえます。
我が四国には
香川県に
小豆島というステキな島が
ありますが、
これがウシの形をしています。
対岸の高松あたりに
草のカタチをした
おもしろい建物をつくって
さっきの物語とぎゃくに
風水的に活性化!
みたいなことになったら
すごく面白そうですね。
◆たまごの風水
そして、たまごは
風水的なメリットがあります。
毎年1月後半から
2月初旬までの
大寒の候
この時期のたまごを
食べると、
金運が上がる
と言われます。
それは、
寒さに快適な鶏が
たっぷりと餌を食べ
もっとも滋養に富んだ
卵を産むこと、
それを食べると元気が増す
ことから来ています。
いやホント!
この時期のたまごは
質がサイコーなんですよ。
『風水は環境学でかつ統計学だ。』
と言われますが、
たしかに
『大寒時期のたまごで
元気になって金運が上がる』
とは、
たまご屋として
すごく納得できます。
なので、
上記のようなPOPを
お客様のお店にも
お持ちしたりもしております。
今日から
ちょうど一月後です。
ぜひ、元気の出る
超美味しいたまご料理を
楽しめる時期、
あなたのお店のメニューでも
お客様にワクワクの価値を
お届けしてみてくださいませ~。
ここまでお読みくださって
ありがとうございます。
(関連:大寒の候たまごは金運が上がる!メニュー活用も | たまごのソムリエ面白コラム)
(参照:中国大陸における風水破壊譚の所類型 斧原孝守 比較民族研究)