人気漫画「テルマエ ロマエ」に見る温泉たまごの楽しみ方
こんにちは!こばやしです。
「テルマエ ロマエ」という人気漫画をご存知でしょうか?
古代ローマ人が主人公なのですが、来年には阿部寛主演の実写映画が公開されます。 予想以上に似ていてビックリです。
古代ローマ時代の浴場設計技師ルシウスが、現代にタイムスリップすることで日本のお風呂文化に触れ、そのカルチャーショックに大いに驚きつつもそのアイデアをローマに持ち帰り大人気となっていく・・・。そんなストーリーのマンガです。
古代ローマと現代ニッポン、風呂を通じての意外な共通点が新鮮で、抱腹絶倒の面白マンガなのですが、さて、そんな漫画「テルマエ・ロマエ」第二話に、露天風呂と温泉玉子の話が出てきます。
「こんな滑らかな食感のたまごは食べた事がない!」と興奮するルシウス。 それもそのはず実は古代ローマでは「たまご」が意外な食べられ方をしていたんですね・・・。
◆はじまりの食材・・・たまご
古代ローマ時代、たまごは何と「生たまごを丸飲み」で食べられていたんだとか。 それも「食前酒」として。 超ビックリ!ですね。 かの時代、卵は「始まり」の象徴とされていたことから、前菜や食前酒として先に興されることが多かったそうです。 うーん、それだけでお腹いっぱいになっちゃわなかったのでしょうか・・・!?
基本の食べ方が生なわけですから、当然「温泉玉子」という調理法はなかったようです(※茹で玉子は食べられていたようですが)。
そういえば、古代ローマ皇帝ジュリアス・シーザー(ユリウス・カエサル)の名前にちなんでできたとの俗説もある「シーザーサラダ」は、日本では「温泉玉子」を乗せたものが定番人気になっています。
温泉玉子には、辛味や塩味、とがった味をまろやかにし、口当たりを非常に滑らかにする効果があります。 洋の東西を問わず、どんな料理にも相性が良い魔法の調理玉子です。
シーザーが生きていたらさぞビックリしたでしょうね!
※映画もメチャクチャ楽しみです!
参照:「テルマエ ロマエ」(ヤマザキマリ)・「旅行者の朝食」(米原万理)
参照:阿部寛がローマ人に!上戸彩と風呂限定冒険漫画「テルマエ・ロマエ」映画化で共演決定! – シネマトゥデイ