ダチョウのたまごに北米大陸が描かれた14世紀の地球儀発見
こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。昨日のNHK Eテレ「すイエんサー」をご覧いただいた方、ありがとうございました!(^^)見逃した方、土曜日(9:30-)に再放送がありますのでよろしくです。
さて、写真の丸い玉は、ダチョウのたまごでできた地球儀。 年代測定をした結果、1500年代初頭に作られたということが判明し、ちょっとした話題になっています。
なぜかというと、地球儀に「アメリカ大陸」が描かれているから。 コロンブスがアメリカ大陸を発見したのは、1492年。現存する世界最古の地球儀が作られたのが1504年ごろで、この“ダチョウ地球儀”がそのひな形になった可能性があるのだとか。 これはいわば、当時の最新情報が詰まった「情報端末」だったってことです。
ダチョウの卵を使った地球儀は非常に珍しく、年代に関わらず希少性が高いものでもあるようで、そういう意味でも非常に価値のたかい逸品です。
ちなみにダチョウの卵はニワトリさんと同じで“楕円形”。 まんまるの“地球儀”はどうやって作ったのかと言うと・・・・・・
こんな風に、球になるように卵殻ふたつをくっつけてあるんですね! とっても面白いです。
ダチョウのたまごは非常に耐久性が高く加工品として珍重されていました。 現在見つかっている人類最古の装飾品はダチョウ卵殻で作られた首飾りで、約40000年前。アフリカの洞窟で発見されています。 食べるだけじゃなく、いろんな形で活用され人類の歴史に貢献しているのは、とってもワクワクします。
ここまでお読みくださって、ありがとうございます。
(参照:ダチョウの卵に描かれた小さな北米大陸 – BIGLOBEニュースhttp://news.biglobe.ne.jp/trend/0823/geo_130823_6354929145.html)