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ソムリエ日記SOMMELIER DIALY

『逆さニワトリ』が赤ちゃんの夜泣きを止める!?

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

我が家にも赤ちゃんがいるのですが、小さいお子さんについての悩みで多いのが、「夜泣き」。

鶏さんの絵を描いてさかさまに貼っておくと、夜泣きが止まる。

そういう伝承があります。 おまじない、ですね。

「おばあちゃんから聞いた。」なんて、結構たくさんのお母さんが、今でも実践している様子です。

調べてみると、もともとは三重県伊賀地方に古くからあったおまじないのようです。 「子供の近くに置く」「かまどに貼る」などで効果が出るのだとか。 ニワトリさんを祀る荷渡神社(山形県)にも「逆さ鶏さんの絵をかまどに貼って病を治す」という風習がありますので、もしかするとこちらが発祥なのかもしれません。

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◆「鶏=時間」という図式
元来ニワトリさんは夜明けに鳴くことから「時告げ鳥」としての役割を担っておりまして、日本でも古くは「日本書紀」や「古事記」にもその役割が神話として記されています。

赤ちゃんの夜泣き、つまり逆転しちゃった昼夜の時間をひっくりかえす、そういう意味がこの『逆さ鶏さん』には込められているのかもしれませんね。

子育ての大変なお母さん、ぜひ一度お試しになってみてはいかがでしょうか?

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまごの歴史・文学・文化学2015年09月11日