11月と目前にせまった
米国大統領選挙ですが
トランプ陣営の副大統領候補が
『たまご』で炎上
していますね。
こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。
本日は海外たまごニュースを。
先週のことです。
トランプさんから
次期副大統領に指名されている
J・Dバンス議員さん、
スーパーの売り場で
現副大統領ハリスさんの
『たまごの値段』、
価格政策について批判
したんです。
ペンシルバニア州のスーパーに立ち寄って
卵を手に取り、
「カマラ・ハリスの
インフレ政策のせいで、
卵1ダースが4ドルに
なっている!」
と批判。
これを
トランプさんが
SNSに動画でアップしたところ
よ~くみると
バンスさんの後ろに
『たまご 2.99ドル』と
書いてあるのが
バッチリ映っていたんですね。
.@JDVance: “Eggs when Kamala Harris took office, were short of a $1.50 a dozen. Now, a dozen eggs will cost you around $4 thanks to Kamala Harris’ inflationary policies — It’s because she cast the deciding vote on the Inflation Explosion Act.” pic.twitter.com/auUMr2zmUT
— Trump War Room (@TrumpWarRoom) September 21, 2024
動画アップするまで
気づかなかったわけですが、
これがメディアの
格好の餌食になりまして
『JDバンスの恥ずかしい卵価格失言』
と報道でめっちゃ批判をあび、
ネットでもツッコミ多数の
状況になっています。
さらに
この批判にトランプさんも
参戦しまして、
『カマラのコスト』
と題した画像をアップ、
一杯のコーヒーが
『カマラ(ハリス)の下では 9.99ドル』
『トランプの下では “6.99ドルだった』
サーモン1切れは
トランプ政権当時
4.99ドルだった→現在9.99ドル
卵は1.99ドル→4.99ドル
になった
なんてバンスさんより
さらに強気で反論しています。
なかなか興味深いですね。
いやまぁ、
バンスさんの
「たまご4ドルだ!」
は言い過ぎなんですが、
「バイデン政権時に
値上がりした」ってのは
まちがってないんですね。
ただ、
それが「政策の結果」なのか
どうかが重要なんです。
(トランプ陣営ではそう言ってますが)
じっさいのところ
一昨年・昨年前半の鶏卵価格高騰は
鳥インフルエンザまん延によって
世界的なたまご不足になったことも
理由の一つ。
政策批判の根拠としては
適切じゃない可能性も
ありますね~。
今アメリカでは
同じ鶏インフルが原因で
昨年同月よりも28%も
たまごが値上がりしていまして、
「国民はみんな卵価格にナーバス」
「大統領候補者は話題を批判材料に」
・・・と
たまごが争点になりやすい状況
でもあるんです。
たまご論争が勝敗に影響してくるかも!?
ここまでお読みくださって
ありがとうございます。