小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記SOMMELIER DIALY

トランプ陣営『卵の値段』で炎上

11月と目前にせまった
米国大統領選挙ですが

トランプ陣営の副大統領候補が

『たまご』で炎上
していますね。


こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。

 

本日は海外たまごニュースを。

先週のことです。

 

トランプさんから
次期副大統領に指名されている
J・Dバンス議員さん、

スーパーの売り場で

現副大統領ハリスさんの
『たまごの値段』、
価格政策について批判

したんです。

 

ペンシルバニア州のスーパーに立ち寄って
卵を手に取り、

「カマラ・ハリスの
インフレ政策のせいで、

卵1ダースが4ドルに
なっている!」

と批判。

これを
トランプさんが
SNSに動画でアップしたところ

よ~くみると
バンスさんの後ろに

『たまご 2.99ドル』と

書いてあるのが
バッチリ映っていたんですね。

 

動画アップするまで
気づかなかったわけですが、

これがメディアの
格好の餌食になりまして

『JDバンスの恥ずかしい卵価格失言』

と報道でめっちゃ批判をあび、
ネットでもツッコミ多数の
状況になっています。

 

さらに
この批判にトランプさんも
参戦しまして、

『カマラのコスト』
と題した画像をアップ、

一杯のコーヒーが
『カマラ(ハリス)の下では 9.99ドル』
『トランプの下では “6.99ドルだった』

サーモン1切れは
トランプ政権当時
4.99ドルだった→現在9.99ドル

卵は1.99ドル→4.99ドル
になった

なんてバンスさんより
さらに強気で反論しています。

 

 

なかなか興味深いですね。

 

いやまぁ、

バンスさんの
「たまご4ドルだ!」
は言い過ぎなんですが、

「バイデン政権時に
値上がりした」ってのは
まちがってないんですね。

 

ただ、
それが「政策の結果」なのか
どうかが重要なんです。
(トランプ陣営ではそう言ってますが)

 

じっさいのところ
一昨年・昨年前半の鶏卵価格高騰は
鳥インフルエンザまん延によって
世界的なたまご不足になったこと
理由の一つ。

政策批判の根拠としては
適切じゃない可能性も
ありますね~。

 

今アメリカでは
同じ鶏インフルが原因で
昨年同月よりも28%も
たまごが値上がりしていまして、

 

「国民はみんな卵価格にナーバス」
「大統領候補者は話題を批判材料に」

・・・と
たまごが争点になりやすい状況
でもあるんです。

たまご論争が勝敗に影響してくるかも!?

 

ここまでお読みくださって
ありがとうございます。

(関連:プーチン大統領たまご不足で謝罪 | たまごのソムリエ面白コラム

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまごの海外ニュース2024年09月28日