ワニのたまごアイスクリーム発売!【フィリピン】
こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。
梅雨の合間の天気が、夏らしくなってきましたねー!アイスの恋しい時期になってきました。
さて、フィリピン第2の島、ミンダナオ島ダバオ市のレストランで、なんと!ワニのたまごを使ったアイスクリームが販売され話題になっているようです。
Weird ice cream: Restaurant in the Philippines comes up with crocodile flavour | MailOnline【ヘンテコアイス:フィリピンのレストランがワニ味アイスを発売】(http://www.dailymail.co.uk/travel/article-2658391/Restaurant-Philippines-comes-crocodile-ice-cream.html)
以前に「なぜ鳥類のたまご意外は食べられないのか?」というコラムを書いた事がありますが、ワニやヘビの「肉」を食べることはあっても、卵を食べる文化は世界でもあまり無いんですね。 おそらくその採取困難さに問題があるからじゃないかと思っていますが、今回のアイスクリームの場合は大丈夫!なんですね。隣に「ダバオ クロコダイルパーク」というワニ園があることから、そこで孵化しなかったたまごをもらってくるのだとか。
問題の味ですが、オーナーのディオ・ラモスさんと奥さんのビアンカさんによると、「ワニの味はしませんので、ご安心を!」との事で、「非常にデリシャスだよ。」とおっしゃっています。ワニのたまごは80%が黄身なので、非常に栄養価が高くて通常のたまごよりも健康に良いのだとか。
鶏さんの黄身は、全重量の約3割ちょっとです。 そう考えると、「濃厚さ」を味わうにはワニ卵が理に適っているのかもしれません。写真をみるとアイスの黄色みが強いですが、卵黄の効果かもしれません。
日本でもスッポンのたまごは和食として食べられていますので、もしかするとワニたまごも同じように滋養たっぷり美味しい味がするのかもしれません。
◆フィリピンの味は日本人に合う!?
実は今を去る事20年近く前、こばやしは2週間ほどスタディツアーなるものに参加し、ミンダナオ島の奥地、電気も無い村に滞在させていただいたことがあります。 テレビもない、耕作は牛のみ、家はカギがかかってないどころかドアも閉めてない(暑いので)、寝室に入ってきたニワトリさんの声で目を覚ます、という非常にのどかな農村だったのですが、なんと「味の素」がかならず食卓に並んでいたんですねー。併せて醤油っぽい味付けをフィリピンの皆さんは好んでいたようで、「食べ物だけで考えると、ずっと住めるな・・・!」と思うほど、日本人好みの味でした。なので、「ワニの味」もきっと日本人の口に合う。はず・・・!?(^^;
フィリピンにこの夏バカンスに出かけられる方、ちょっと試してみてはいかがでしょうか!?