ゆでたまご投げて罰金28万!ドイツ2部サッカーチーム
こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。
以前、米国の“目玉焼きの焼き加減”についてのパワハラで760万円の和解金を支払ったニュースを紹介しましたが、今度はゆでたまご一個で28万円の罰金をくらったお話し。
ドイツの話です。さる4月5日、2部サッカーリーグ、インゴルシュタット 対 FSVフランクフルト戦。
間の悪い(?)ことに、この日はイースター(復活祭)の日でした。ドイツでは、ゆでたまごを飾り付けてお祝いする習慣があります。観客の手元にはゆでたまごが・・・・・・
後半85分、インゴルシュタット観客席からピッチに固ゆでたまごが投げ込まれたんですね。
ドイツサッカー連盟はこれを「スポーツマンシップに反する」として2000ユーロ(28万円)の罰金をクラブに命じました。
この試合に2-0で勝利したインゴルシュタットは、創立100年目の今シーズンにみごと2部優勝を飾り、クラブ史上初の1部昇格を達成するなど順風満帆。 それだけに観客もヒートアップしすぎたんでしょうか・・・!?
いやー、生卵ぶつけるのもいかんですけど、ゆでたまごは正直あぶない。危険ですよ^^;
欧州には伝統的にお祭りの一環として、断食明けの謝肉祭に卵をぶつけ合う風習がありました。 今でも英国やイタリアの一部で行われているくらいです。 モッタイナイの日本人的感覚とは異なり、あまり違和感なく投げつけるのかもしれません。
ですが、あの硬さで固形ですから、70gの石を投げるのと同じです。 観客席からピッチに放り投げたならば、当たると確実にケガします。
立派な傷害罪になっちゃいますので、投げるならスモウ場所みたいに“柔らかい座布団”くらいにしないといけないですねェ。
ここまでお読みくださって、ありがとうございます。
(参照:Ingolstadt left with egg on their face following fine | VAVEL.com)
※ちなみに日本でも毎日新聞が記事にしていましたが、「280万円罰金」との見出しを付けていまして、コレが金額ちがい。 一ケタまちがっちゃうなんて・・・ ^^;
しかも文章では“罰金240万円”と、また違う数字になってるし。