小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記 SOMMELIER DIALY

たまごの海外ニュース 記事一覧

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

昨年夏に流行った「アイスバケツチャレンジ」を覚えてますでしょうか?ALSという難病のことを知ってもらうために、指名された人が氷水を頭からかぶり動画にアップ(もしくは寄付)し、リレー形式で次の人を指名していくという企画です。日本でもたくさんの有名人が参加したことで話題になりました。

さて、その精神(?)を継承した次の企画が米国で広まりつつあります。

それは「エッグクラックチャレンジ(Egg Crack Challenge)」。

上記の「アイスバケツ」にインスパイアされたメリーランド州の大学生が、自身の病気でもある「若年性糖尿病」の研究資金寄付を奨励するために始めたものです。彼は不幸にして先月亡くなったのですが、皮肉にもそのことがきっかけとなり、沢山の人がこのエッグクラックチャレンジに参加をはじめているんです。

・・・・・・さて、この運動の趣旨自体はとてもすばらしいのですが、

手段としての「エッグ クラック チャレンジ」には 大 い に 疑問があります。 それは、「たまごを額で割るシーンを動画でアップする」というもの。 もちろん後で食べることはできません。 べちゃべちゃになった顔とそのリアクションが面白いから絵的に盛り上がるのかもしれませんが・・・・・・少なくとも私は見ていて気持ちの良いものではないですねェ。

が、

たった数日間でネットには50以上の「額でたまご割り動画」が上がっており、寄付金は一ヶ月間ですでに4万ドルを突破しています。 どんどんと広がりを見せているこの「エッグクラックチャレンジ」ですが、はたして「アイスバケツ」のように日本でも流行るのでしょうか?

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◆食べ物の冒涜は許さない日本
この動画を見て

「食べ物を無駄にするんじゃないよ!」

・・・・・・と思うのは自分が日本人であることと関係があるようです。

この企画、日本で流行ることはゼッタイに無いと思ってますが、そもそも日本には古来より「もったいない」の精神があって、世界標準からみても「食べ物を無駄にすること」に関してかなり厳しい国民性を持っているんですねー。

テレビで食べ物が残ったり、無駄になりそうなシーンには「このあとスタッフが美味しくいただきました。」とテロップが入ります。こうしないと非難が殺到するなんてのは、他国では珍しいようです。

スペインで人気のトマト投げ祭「トマティーナ」。 「日本でもトマト投げをやろうぜ。」・・・・・・という企画が数年前東京・二子玉川でありましたが、「食い物を粗末にするなんて最低!」と抗議殺到し中止となりました。(http://matome.naver.jp/odai/2134712754385660901

「日本人は食べ物の事以外では怒らないんじゃないか。」という国民性ジョークもあるくらいですが、卵だろうがパイだろうがトマトだろうが、「食べ物を粗末にしている」・・・・・・という時点で日本人に受け入れられることは考えにくいです。

アイスバケツチャレンジには楽天・三木谷社長やソフトバンク・孫正義社長、浜崎あゆみさんなど著名人が多数参加しましたが、今回のエッグクラックチャレンジをやろうものなら、即炎上モノじゃないでしょうか!?

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なにより「たまご屋」として、美味しく食べてもらうために毎日お届けしている卵をこんな形で無駄にされるなんて、たとえ趣旨そのものがすばらしくっても断固反対です。 若年性糖尿病への寄付には賛成ですが、正直に言えばエッグクラックチャレンジは流行ってほしくないんです。

 

◆海外の伝統的にたまごを投げる風習が由来・・・?
とはいえ、海外については一定の経緯があることも理解しています。 古来より欧州では、断食などが明けたお祝いの祭「謝肉祭」で 卵を人にぶつける、という風習があります。 現在でも、たとえばイギリスではお祭り時期に卵をぶつける若者が続出するために、十代の若者に対して販売を禁止する騒ぎも起こっています。上記のトマティーナ祭だって、同じ趣旨なんですね。

ぶつけること(で無駄にすること)は「神への捧げもの」であるという感覚が文化的に根付いているようです。

まぁ、そもそも「アイスバケツ」は夏場だったこともあって寒そう!ながら一種の爽快感があったのですが、「たまご」の場合はそうでもないわけですし、おんなじパフォーマンスならば何か違う形に変わってくれればよいのですがねェ・・・・・・

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

(関連)‘Egg Crack Challenge’ raises money for diabetes research | Maryland News – WBAL Home(http://www.wbaltv.com/news/egg-crack-challenge-raises-money-for-diabetes-research/31847560

(関連)‘Egg Crack Challenge’ Raises Money For Juvenile Diabetes « CBS Baltimore(http://baltimore.cbslocal.com/2015/03/23/egg-crack-challenge-raises-money-for-juvenile-diabetes/

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまごの海外ニュース 2015年03月26日

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

先週我々の将来に大きくかかわる、ビックリ仰天のビッグニュースリリースが米国でありました。

それは、固くなった卵の白身を元にもどす方法が解明されたという画期的な研究発表。

え!? 確かにスゴイけど、それってそんなに重要なこと・・・・・・!?

・・・、と思われるかもしれませんが、実はこの技術、癌治療・食品生産技術等の分野併せて1600億ドル(約19兆円)規模のバイオテクノロジー産業において、“劇的な”コストダウンをもたらす成果なんだとか。

◆卵が固まる、ってどういうこと?
ごぞんじの通り、
卵の白身は生の状態では“液状で透明”です。白身はタップリのたんぱく質でできているのですが、熱が加わるとたんぱく質分子がいったん開き、その後、より複雑で強い結びつきをもった“立体構造”になって固まります。 これが、液体の白身→ゴムのような弾力性のある固まった白身となるメカニズムなんですね(熱変性と言います)。イメージで言うと、バラバラだったレゴブロックが、上下左右にガッチリくっついて大きな固まりになっちゃうカンジです。

カリフォルニア大学アーバイン校、オーストラリアのフリンダース大学の研究者

◆画期的な新技術!
カリフォルニア大学(米国)、フリンダース大学(
オーストラリア)研究チームは、その結びついたタンパク質の結合をふたたび解いて、元の構造にもどるように引き離す技術を発見したんですね。これが、これまでの常識をくつがえす画期的なコトなんです。

この技術は2つのステップに分かれ、(1)固まった卵の白身を液化する物質、(2)渦流体装置と呼ばれるバラバラにほぐす機械、この2つで“固まった白身”を短時間で元通りに解きほぐします。

以前にも『固まったタンパク質』を解きほぐす手法は、あるにはあったんですが、非常に特殊で何日もの時間がかかっていました。それがこの新技術によってわずか数分で完了するわけです。 大幅な研究時間の節約がみこまれるんですね。

◆たんぱく質研究の影響はすごい
たまごの白身だけじゃなく、例えば我々の体だって、半分はタンパク質でできています。臓器、皮膚、髪の毛、ホルモンや神経伝達物質・・・、ぜーんぶタンパク質です。

なので、この新技術は、医療・食品・バイオ全般のひろい分野において研究スピードを大幅に短縮できる、とってもすごい事なんですね。

「節約できる時間は膨大なものになるでしょう。『時は金なり』、大きなコストダウンにつながります。」

これはカリフォルニア大学アーバイン校(UCI)・グレゴリー·ウェイス教授のコメントです。

この技術そのものがたくさんの研究分野の開発スピードを大幅に高めてくれるかもしれません。 何十年も先に実現可能なはずのSF映画のような世界が、数年後には現実生活に現れるかも・・・・・・!

生卵のお話が未来のワクワクにつながっているステキニュースのご紹介でした。ここまでお読みくださって、ありがとうございます^^

(参照:Proteins and research: Scientists figure out to unboil an egg http://www.cnbc.com/id/102364302#.)

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまごの海外ニュース 2015年01月27日

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。
梅雨の合間の天気が、夏らしくなってきましたねー!アイスの恋しい時期になってきました。
さて、フィリピン第2の島、ミンダナオ島ダバオ市のレストランで、なんと!
ワニのたまごを使ったアイスクリームが販売され話題になっているようです。

Weird ice cream: Restaurant in the Philippines comes up with crocodile flavour | MailOnline【ヘンテコアイス:フィリピンのレストランがワニ味アイスを発売】(http://www.dailymail.co.uk/travel/article-2658391/Restaurant-Philippines-comes-crocodile-ice-cream.html)

以前になぜ鳥類のたまご意外は食べられないのか?というコラムを書いた事がありますが、ワニやヘビの「肉」を食べることはあっても、卵を食べる文化は世界でもあまり無いんですね。 おそらくその採取困難さに問題があるからじゃないかと思っていますが、今回のアイスクリームの場合は大丈夫!なんですね。隣に「ダバオ クロコダイルパーク」というワニ園があることから、そこで孵化しなかったたまごをもらってくるのだとか。

問題の味ですが、オーナーのディオ・ラモスさんと奥さんのビアンカさんによると、「ワニの味はしませんので、ご安心を!」との事で、「非常にデリシャスだよ。」とおっしゃっています。ワニのたまごは80%が黄身なので、非常に栄養価が高くて通常のたまごよりも健康に良いのだとか。

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鶏さんの黄身は、全重量の約3割ちょっとです。 そう考えると、「濃厚さ」を味わうにはワニ卵が理に適っているのかもしれません。写真をみるとアイスの黄色みが強いですが、卵黄の効果かもしれません。

日本でもスッポンのたまごは和食として食べられていますので、もしかするとワニたまごも同じように滋養たっぷり美味しい味がするのかもしれません。

◆フィリピンの味は日本人に合う!?
実は今を去る事20年近く前、こばやしは2週間ほどスタディツアーなるものに参加し、ミンダナオ島の奥地、電気も無い村に滞在させていただいたことがあります。 テレビもない、耕作は牛のみ、家はカギがかかってないどころかドアも閉めてない(暑いので)、寝室に入ってきたニワトリさんの声で目を覚ます、という非常にのどかな農村だったのですが、なんと「味の素」がかならず食卓に並んでいたんですねー。併せて醤油っぽい味付けをフィリピンの皆さんは好んでいたようで、「食べ物だけで考えると、ずっと住めるな・・・!」と思うほど、日本人好みの味でした。なので、「ワニの味」もきっと日本人の口に合う。はず・・・!?(^^;

フィリピンにこの夏バカンスに出かけられる方、ちょっと試してみてはいかがでしょうか!?

関連:世界一高価なカモメのたまごオムレツ【英国】- たまごのソムリエたまごコラム

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまごの海外ニュース 2014年06月23日

こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。
今米国では、ヘルシーメニューとして「たまごの白身」だけを使った料理が人気となっています。

たとえば米国マクドナルドで昨年より発売中の「白身だけエッグマフィン」や、ダンキンドーナツの「卵白フラットブレッド」 、ジャックインザボックスの「白身だけ玉子サンドイッチ」などが相次いで発売され、ちょっとしたヒットとなっています。

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その結果、業務用取引の卵白が不足し高騰、昨年とくらべて80%も価格が上昇(過去最高)という事態に・・・。 町のパン屋さんや洋菓子屋さんの仕入れ価格に少なくないダメージを与えているのだとか。

むーん、たまごが人気になるのはうれしいですが、これはちょっと問題ありますねー・・・。

 

◆「カロリー」に過剰に気を使う米国
米国では肥満に悩む方が日本と比較にならないほど多く、その原因の一つとしてカロリーが高く安価な食事を提供している「ファーストフード」がやり玉に挙げられています。

米国ワシントン大学の調査報告によると、世界の太りすぎ・肥満人口は21億人。その内13%がアメリカに住んでおり、これは先進国中トップです。

これをナンとかしようと、現在は大統領夫人のミシェル・オバマ氏が肥満撲滅キャンペーン「レッツ・ムーブ!」 を広く展開するなど、国を挙げての肥満対策中なんですね。

とにかくカロリーの低いものがウケる!」という状況は、この流れを反映しています。そこで卵白を・・・・・・となったワケです。

 

◆健康の敵になりたくない米国のファーストフード業界
お隣メキシコも肥満大国なのですが、肥満対策として『「カロリーの高い食品」すべてと「炭酸飲料」すべてに8%もの課税をかける法案』が可決されています。

イッキに8%上乗せって・・・・・・、消費税もビックリですねェ。(^^;)

米国でも同様の法案がたびたび提出されており、米国でもこのような流れとなった場合、ファーストフード業界のダメージはかなり大きなものとなっちゃうわけです。

 

◆カロリーは低くても健康面では損!?

卵白のカロリーは全卵の1/8しか無く、確かに「ヘルシー」に見えます。ただ、健康の源となる栄養素をメッチャたくさん含んでいるのは黄身なんですね。

たとえば、卵黄のタンパク質にはイソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、スレオニン、トリプトファン、バリンなどの必須アミノ酸をはじめ、ほとんどの有効アミノ酸が含まれており、またアルツハイマー予防に効果が期待されている卵黄コリンなどリン脂質も豊富に含み、「たまごは健康寿命を延ばすヘルスフード」と言われるゆえんとなっています。

カロリーだけで見ると確かに卵白の方が低いのですが、はたして単に低いだけで良いものか・・・?をきちんと考えるべきかもしれません。

 

◆黄身のコレステロールは血管に詰まらない
ちなみに卵黄のカロリーが高いのは「脂質」を含むからですが、いわゆる“善玉”と言われるものであって、一日10個以上食べ続けても健常者であれば血中コレステロールはほとんど上昇しないというデータもあります(国立栄養学研究所発表)

ぜひ米国の皆様にも、長寿大国&世界一の卵消費国である日本の食べ方を知ってもらえればなー、とおもいます。

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまごの海外ニュース 2014年06月12日

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

写真のサンドイッチは、リッツカールトンホテルシカゴで期間限定販売されていた、ひとつ100ドル(一万円)のサンドイッチです。

まず上に乗っている目玉焼きですが、たまごの黄身がゴールドになっちゃってるのは、実は本物の黄金。40年物のウェスコンシンチェダーチーズに24金の金箔を絡めたものを、黄身の上にたっぷりとかけてあります。たまごは普通の鶏さんの卵じゃなくて、アヒルです。

パンは一流職人手作りのサワードゥブレッド(ちょっと酸味の効いたパン)をスライスしたもの。それに乗っているのは、スペイン南部の牧草地でドングリをふんだんに食べて自由に育ったイベリコ豚、これを一年半かけて熟成し作り上げた最高級イベリコハムです。

また、バルサミコソースはなんと!100年物を使っているのだとか。さらに白トリュフオイルのソースがかかっています。

更に、普通ならサイドメニューとしてフライドポテトあたりが付くところを、ロブスターのマカロニチーズが添えられています。

うーん、高級な食材が盛りだくさんですねェ。

これを提供するリッツカールトン・シカゴ内のレストラン“ザ・デカバー + グリル”のオーナー、エリック・シェンチナさんは、「こんなに贅沢な食材がふんだんに使われていることを知ってもらえれば、100ドルはお値打ちなんじゃないかとおもいますよ。」と言ってます。しかし、一食一万円だったら、ちょっとしたコース料理だって堪能できるんですよねェ・・・。

たまごマニアとしては上の部分だけ、「アヒルの黄金のせ目玉焼き、40年熟成のチェダーチーズかけ」を2千円くらいでゼヒとも食べてみたいなぁと思うのですがいかがでしょうか!?ウチの会社名も「小林ゴールドエッグ」ですし。(^^;)

残念ながら、期間限定メニューとして4月いっぱいで終了してしまいました。(他に書きたいコラムがあったあいだに過ぎちゃいました・・・)どんな味だったのか、気になりますね。

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

(関連:世界一高価なオムレツ登場!(イギリス) – たまごのソムリエ日記

(関連2:世界一高価なプリンにビックリ! – たまごのソムリエ日記

(参照:Ritz Carlton Chicago’s $100 luxury grilled cheese sandwich | Mail Online)

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまごの海外ニュース 2014年05月1日

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。

昨日のエントリで、ホワイトハウスの庭で催される唯一のイベントが「卵転がし(エッグローリング)」だとご紹介しましたが、大盛況のうちに終わったこのイベントに対して批判が出ているようです。

それは、「本物のたまごを使いすぎ」という点について。抗議しているのはPETAという動物の愛護団体です。

このイベントの為に19,000個の卵が茹でられ、内14,500個が卵転がしで使われ残りが「イースターエッグ」として色づけされているのですが、「再利用可能なプラスティック卵じゃなくて昔ながらの本物をたくさん使うなんて、鶏卵生産業者に負担をかけている」というのがその抗議の趣旨です。

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・・・・・・うーん、良くわからないですが、たまご生産業者にとっては良い宣伝になる部分もあるでしょうし、何より本物の卵に興味を持ってくれるのはぼく個人的には「うれしいこと」でもあるんですけどねー。それに、2万個弱、っていうとスゴイ数ではありますが、例えば日本の年間たまご消費量は約330億個です、2万個だと0.006%。米国はもうちょっと少ないですが、それでも生産者を圧迫するような量じゃぁないんですねー。

また、このイベントは小さい子供さんと、その両親が対象です。どちらかというと無機質なプラスチックよりは、伝統的のとおり本物の卵を使ってほしい、という気持ちもあるんじゃないでしょうか?たった一日のためにホワイトハウス内に何万個ものプラスチック卵を保管しておくのも現実的じゃない気もしますし。

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更にこの団体は、ファーストレディ、ミシェル夫人が主導で進めている肥満撲滅運動『レッツ・ムーブ!』との絡みについても批判し、「卵はコレステロールが多く不健康(注※これは完全な間違いです)なので、そんなものをイベントに使うのは子供たちに間違ったメッセージを与えている!」と、たまごそのものに対しても厳しい声明を出しています (-゛-メ)

 

◆たまごの良質コレステロールで長生きする!
確かに卵にコレステロールは豊富に含まれますが、たまごを食べることで血中コレステロールは逆に下がり、健康寿命は伸びます。卵黄にたくさん含まれる「コリン」という成分がコレステロールを善玉化し、悪玉を減らすんですね。その結果、血中のコレステロールは低下し、全身に渡ったたまごの良質なコレステロールが老化を防止し、全身の細胞を丈夫にします。

当の米国では1万人を10年にわたって追跡調査した結果、一日1、2個であれば健康を害する事などは全くないとの発表がされています。(たまご健康辞典

業界を労わってくださるのはありがたいのですが、情報は正確に知って、伝えてほしいものです!(やや怒)

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

(参照:PETA scolds Michelle Obama over using real eggs for Easter Egg Roll | WashingtonExaminer)
http://washingtonexaminer.com/peta-scolds-michelle-obama-over-using-real-eggs-for-easter-egg-roll/article/2547256

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまごの海外ニュース 2014年04月25日