イチゴから生まれた、料理別専用たまご
こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。
苺好きなので
よく食べているのですが、
最近は近所のお店で
大量に買い込んできて
尋常じゃない量を
毎日食べまくっています。
実は、ぼくたちがお届けしている
「究極のたまごかけごはん専用たまご」
など料理別専用たまごは、
もともと苺がきっかけなんです。
徳島県には「ももいちご」という
ブランドがあります。
とてもやわらかくて水分と甘みが多い、
めちゃくちゃ高級ブランドです。
18年前、ももいちごブランド
開発立役者だった方のお話を
聞く機会がありまして、
「山間の日照が少ない村だからできた」
「小さい村だからできた」
という事をおっしゃっていたのです。
ふつう、作物を作るとき
日照が少ないのはマイナスになります。
山あいは陰になりやすい、
日の出と日の入りの角度が狭く
一日の日照が少ないんですね。
ですが、
苺の場合は、
日照が少ないと、
ゆっくりゆっくり色づいて、
ものすごく甘みが増すんですね。
山間なのが、強みになるんです。
そして、
さらにその強みを活かすために、
もっとゆっくり色づいて甘くなる
1~3月の冬場のみ、
「ももいちご」のブランドとして
出荷することにしたんだそうです。
この、
『弱みを強みにする』
『最も美味しい時期だけに絞る』
これが、
ぼくたちの大きなヒントになったのです。
たとえば、ぼくたちのお届けしている
「究極のたまごかけごはん専用たまご」
は、お茶碗一杯のご飯に
いちばん合うサイズだけを
厳選します。
なぜなら、サイズで白身と黄身の割合も
ゼンゼン変わるからですね。
ご飯との食感も、
サイズで大きく変わります。
同じ様に育った美味しい卵でも、
お茶碗一杯のご飯に合うたまごの量
のものだけを抜き出すと、
さらにめちゃくちゃ美味しくなるんです。
ですので、そこだけ抜き出すのですね。
これは、3ヶ月に絞った
ももいちごから得たヒントです。
◆異業種からちょっとだけ学ぶ
結局のところ、
他の業界から参考になることって
めちゃくちゃあります。
たとえば、
お肉の売り場だと、
すき焼き専用
焼肉専用、
ちゃんと消費者目線なのは
業界の「当たり前」ですし。
ぜひ、あなたのお店でも、
たとえば家電店のサービスとか
スポーツジムのメニューが
いきなり参考になる事もあるかもしれません。
僕たちも、たまごからの視点で、
繁盛の提案をしてまいります。
ここまでお読みくださって、
ありがとうございます。