小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記SOMMELIER DIALY

ビックリ!たまごの「干物」が絶品の料理に!

こんにちは!

たまごのソムリエ・こばやしです。

 

たまご料理って、なんとなく

安心感がありますよね。

外国のレシピでも

たまご自体の味って

そんなに大きく変化していませんし、

良い意味で予想を裏切らない、というか。

 

ですが、

お店のメニューとなると、

安心感とは別に「おどろき」も

欲しいですよね。

 

エッ!?これってたまご料理なの?

すごい!みたいな。

 

本日は、見た目にビックリ感を与える

ちょっと変わった玉子料理をご紹介。

 

◆風味抜群!たまご卵黄の干物

まず、塩と砂糖を1:1で混ぜます。

400gくらいあれば良いでしょうか。

ちょっと鰹節とか

ハーブなんかを混ぜてやると、

風味が良いです。

 

7割くらいをパットに敷き詰めて

くぼみを作り、

 

そこに卵の黄身を乗せて

上に残りの3割の砂糖塩をかぶせます。

 

これを冷蔵庫に入れて丸二日置くと・・・

なんと!水分が飛び

カチンコチンの

たまごの「干物」ができます。

軽く表面を水で洗って

65℃くらいで90分ほど置くと、

こんなカンジの、

やや透き通った原石みたいな

ステキなカンジに!

 

これを、削ってやると

たまごの風味が濃い

一風変わった料理になります。

これ、サラダや

パスタなんかにかけると

すんごく美味しいんですね。

たまごの風味が凝集されていて

塩っ辛い甘さが、

酒のつまみなんかにもすごく合う風味です。

 

ほかにも、冷ややっこにかけたり

トマトと合わせたり、

いろーんな応用が効きます。

 

これ、言うなれば

たまごのカラスミみたいなもので、

保存性もなかなか良いんですね。

 

料理も、見た目にたまごっぽくないのに

すごくたまごの風味がする

不思議なサプライズ感がある

たまご料理になります。

 

また、チーズなどの

パフォーマンスと同じく、

 

目の前で削ってみるのも

面白いかもしれません。

 

たまごは

起泡性や熱凝固性

いろんな機能があるがゆえに

それを使ったレシピが多くあります。

そんな性質を活用した新しい料理

たとえば「エッグインクラウド(雲の中のたまご)」

みたいなインパクト大な料理もあります。

 

ですが、

そういったメジャーな性質を

つかわずに、ちょっとズラした

調理方法を使ってやると

 

「見たことない!」

と感動が生まれることも。

 

ぜひ、たまごの干物で

あなたのお店の

絶品料理をお試しくださいませ~。

 

ここまでお読みくださって

ありがとうございます。

 

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまご全般コラム2022年05月21日