夏休み!たまごの自由研究3選
今日は一般の方むけのお話です。
こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。
夏休み、お父さんお母さんも
子供の自由研究何にしよう・・・!?
なんてお悩みではないでしょうか。
ウチもそうです。
そこで、たまごですよ。
あなたの身近にある
生命の源な神秘の題材
それが、卵なんです。
なんと言っても準備がラクです。
手元に常にありますから。
本日は、
卵を題材とした自由研究で
楽しくできるものを3つ
ご紹介します。
その① なぜ!?思い切り投げても割れない卵
卵を使って物理学について学べます。
手でもってシーツを広げます。
ちょっとたわませて下側を凹にしておきます。
そこへ、
思い切りフルスイングで
たまごを投げ込むんです。
すると!カラはキレイなまま割れません。
これは、
力のかかり方と時間の関係によるんです。
Ft=mv
なんて力積と運動量の式がありますが、
つまり、
大きな力がかかると当然卵が割れちゃいます。
ですが、
時間をかけてその力が
少しずつ分散されると、
卵は割れないわけです。
固い床のばあいは落ちた瞬間に、
つまりすべての力が一瞬にかかるので、
10センチくらい上部から落とすだけの
弱い力でも割れちゃうわけですね。
ちなみに慣れると、
衝撃の時間を長くズラすことで、
かなり遠くからたまごをキャッチしたりも
できるようになります。
視覚的にもインパクト大ですので、
お子さんと楽しんで学ぶのには
おもしろいんじゃないでしょうか。
あ、万一割れちゃうと汚れますので、
たまごはビニール袋なんかに
入れて試す方が良いかもです。
その② 卵のカラでつくる絵の具!
たまごのカラは多孔質で、
ミクロの微細な穴がたくさん開いているんです。
色素をはじめ「水と油」両方の成分を
吸いつける珍しい作用があります。
このため化粧品の保湿剤に脱水剤、
凝固剤など天然由来原料として
様々な用途で使われています。
そして、この効果は
絵の具にも使えるんですね。
こんな日本画風の絵が描けます。
色合いがステキですよね~。
粉末にするものなど
ちょっとした道具をそろえれば
ご家庭でもカンタンにできますので、
夏休みの研究にはピッタリです。
(作り方はコチラ→たまごの殻で絵の具を作ろう! | たまごのソムリエ面白コラム)
その③ お酢でボヨヨンたまご
これは結構ポピュラーな実験です。
コップなどにお酢を入れて、
たまごを漬けてやる。
すると、
炭酸カルシウムのカラが
酢酸に溶けてしまい、
中の薄皮&中身だけが残るんです。
まるでゴムボールのような
ぽよんぽよんになります。
視覚的にすごく分かりやすいので、
化学反応について親子で学べます。
カンタンですので、
低学年のお子さんにもピッタリです。
いかがでしたでしょうか。
夏休みはまだこれから!
ぜひ、卵を使って
わくわくの研究で楽しんでくださいませ~。
ここまでお読みくださって、
ありがとうございます。