繁盛するたまごメニューの呼び方は〇〇な名前
おなじたまごメニューでも
「名前」を変えることで
繁盛につながる、出数の増える
改善になります。
そのコツは・・・!?
こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。
少し前に「シン・ウルトラマン」
を観てきたときに、ちょっと面白い
なと思ったのが、
「外星人」という表現。
ようは「宇宙から来た人」ですが、
シン・ウルトラマンには、
この“外星人”が出てきてまして、
山本耕史さんが好演されており、
楽しく観させてもらったのです。
たしかに、考えてみれば
「海外から来た人」=「外国人」
ですから、政府やマスコミ公式の
呼称として「外星人」となるのは
すごく自然ですよね~。
妙なリアリティ、
「いかにも」な納得感があります。
似たようなので言うと
映画『紅の豚』の「空賊」という呼称も
それっぽくて好きです。
そして、語感が良いですよね。
創作物において、
語感ってすごく大事です。
以前、作家の阿刀田高さんが
日影丈吉さんの「猫の泉」という
お話を紹介して、
「架空の町『ヨン』の語感が
すごく良い。いかにも欧州で
ありそうな町の名で、こういう
のを思いつくのは難しい。」
とおっしゃってました。
カンタンそうでも難しい
ネーミングの妙があるんですね。
これ、
たまご料理のメニュー名も
そうでして、
たとえば単に
「オムライス」
「たまごかけごはん」
なんて書いてあるだけでは
「おおっ!食べてみたい。」
とはならないんです。
オノマトペ表現など
いろんな手法がありますが、
繁盛につながるネーミングの
手法として、
古い名前をつかう
という方法があります。
たとえば
「たまご」の古い呼び名に
「とりこ」
という呼び方があります。
『和食のこだわり感』を出すなら
フライドエッグ・目玉焼きと
呼ぶよりは、たとえば
「とりこ揚げ」なんて呼び方だと、
へ~なんだろう!?と
興味を惹くかもしれません。
「たまごかけ」よりは
「漬けマグロのとりこかけ」
とかの方が珍しさや面白さは
出るかもですね~。
ほかに卵は
「かひご」
という表現もあります。
たとえば「玉子焼きあんかけ」の
表現をちょっと変えるならば、
「かひご焼き 葱生姜餡」
なんて名前だと一風変わって
カッコいいですよね。
あと、茶碗蒸しのことを
「玉地蒸し」
なんて呼び方も昔から
ありますよね。
また、ヨーロッパの料理では
古くから、黄身を使った料理に
『金貨』の名前を冠するものが
多くあります。
「金貨の前菜」
なんて名前だと、なんだか
テンションあがりますよね!?
ぜひ、お店のたまご料理のこだわりを
ネーミングでも演出してみてくださいませ~。
ここまでお読みくださって
ありがとうございます。