冷房はたまごの大事な武器
こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。
春が終わり初夏に差しかかってきていますね。
空調関連の取引先さんがおっしゃるには
春先の今こそエアコンの冷房をチェック
しておくべきなんだそうです。
じっさい、
もう少し夏らしくなってから
「さあ付けよう。」
とエアコンを始動させて
いきなり故障
「早く来て・・!」
という客が後を絶たないのだとか。
エアコンは冬の間使っていても、
冷房と暖房ではまったく機能が
ちがいますから、けっきょく
3季節ぶりの使用となるわけで
早めにチェックしておかないと
混みあってすぐには
治らなかったりするわけですね。
かといってエアコンを
かけないわけにはいかないですから
そうなるとホント大変です。
うーん、ウチも気をつけなくては。
そういえば、おとなりの兵庫県
姫路市役所で以前、冷房を
快適な涼しい温度まで下げて
仕事をしてみたそうです。
すると、
電気代は数万円上がったけども
残業代が飛躍的に減って
大幅な経費の節約になったとか。
数千万円レベルで。
これ面白い
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1ヶ月ちょっとの間、25℃冷房にしてみたそうです。姫路市役所はおよそ4000人が勤務されているのですが、光熱費は7万円増えました。そして残業時間は平均で2.9時間減ったそうです。これを人件費に換算すると4000万円 https://t.co/1u4QrrUV62— おおくぼやまと@霞ヶ関 (@okubo_yamato) July 24, 2022
なかなか興味深いです。
必要な冷房ということですね。
僕たちも同じで、
じつはか~なり空調を使います。
たまごを選別後→出荷までの
短い時間に工場で保管する
のですが、
冷蔵と冷暗所保管が
必要なんですね。
液卵などの商品は冷蔵、
普通のたまごは
結露すると品質が悪くなる
ことがあるため、
だいたい15度前後の弱冷にて
保管するんです。
そのために、冷房をかけるんです。
一年を通してそれくらいですから、
夏場も冬も、選別工場では
ちょっと肌寒いんですね~。
そのおかげで、
鮮度を保ちつつ美味しいたまごを
多くのお客様にお届けができるわけです。
エアコンありがたいです。
ちなみにあなたのお店や
お家でのたまごの保管は、
「少し時間をかけて使うなら冷蔵庫」
「すぐに使い切るなら冷暗所保管」
が良いかもしれません。
たまごは常温でもかなり
日持ちがしますが、
目に見えないヒビが入っていると
極端に持ちが悪くなります。
2、3日以上かかって使うなら
冷蔵保管すべきです。
ただし、
冷蔵庫の他の食材の香りも
たまごに影響しますので、
早めに使い切るなら
その影響を受けない
冷暗所で置いておくのも
美味しさには有効です。
今年の夏は暑くないと
良いですよね~。
ここまでお読みくださって、
ありがとうございます。