米国で話題!魅惑の『ソイキュアード黄身』って何!?
こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。
英語版ライフハッカーで
「ソイキュアードエッグヨーク
(soy-cured egg yolks)
が最高に美味しい!」
という記事がありました。
いったいどんな料理でしょう・・・?
これ実は、
卵黄の醤油漬けのこと。
作り方は難しくなくって、
醤油とみりんの調味液に
そ~っと卵黄を入れて
お好みの時間、冷蔵庫で置くだけ。
置いた時間によって
だんだん食感がねっとりしてきて
塩味も濃くなります。
ぼくは10時間くらいが好みです。
「生卵に醤油かけた」とはまた
ちがう美味しさがありまして、
豆腐にのせたり
ご飯にのせたり、
おにぎりに入れたり・・・
美味しい食べ方が
た~くさんあるのです。
で、ですね。
このアメリカのweb記事ではなんと、
ピザの残りにのせると
超うまいんです!
なんて紹介しています。
『より早く、より柔らかく、
より広がりやすい仕上がりになる。』
だから、ピザにも塗りやすい
ということですね。
たしかに!考えてみると
醤油漬けになった黄身は
なんというかカマンベールチーズ
みたいなとろ~りな食感ですし、
食感も食べやすさもピザには
すごく合いそうです。
こばやしは卵黄の醤油漬けや
味噌漬けは大好きで、
いろんな条件や味付けで
試しては食べています。
ですが・・・、
ピザに塗って食べる
のは未体験でした。
というか、
何かに塗る
という発想がなかったです!
考えてみれば食感的には
旨味たっぷりで申し分ないですし、
和食系の料理でも、
モチに塗る
田楽に塗る
ネギ焼きに塗る
ローストビーフに塗る
いろんなバリエーションが
考えられます。
じっさい試しに
卵黄の醤油漬けを
クラッカーにちょいと塗って
食べてみたら、
想像以上にめっっちゃ美味しかったです。
あ、あと、スティック状にした
大根にもめちゃ合いました♪
◆世界化しつつある和食たまご
以前も書きましたが、
衛生リスクが高いこともあり
卵の生食はあまり海外では
されていませんでしたが、
低温調理器具の浸透や
生産面での管理向上から、
生に近い形で調理する
日本的たまご料理が
世界に普及しつつあります。
ソイキュアードエッグヨーク
卵黄の醤油漬けもその一環でしょう。
ちなみに醤油とみりんだけじゃなくて
ハーブ類などやビネガーと一緒にしても
おもしろい味になります。
ぜひ、新たな視点で
いままで無かった海外の料理にも、
ぜひ醤油漬けを合わせてみて
くださいませ~。
ここまでお読みくださって、
ありがとうございます。