小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記SOMMELIER DIALY

世界たまごの日、なんです。(World Egg Day)

こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。

きょう10月第2金曜日は、

『世界たまごの日』
(World Egg Day)

です。

 

1996年にウィーンで制定されまして、

卵ってステキだよね!

というテーマでお祝いをする、
具体的には

『卵が良質な栄養を
手ごろな価格で摂取できる
優れた食材であり、

世界の食糧を支える可能性を
秘めていることを、

世界中の人々に知ってもらう
絶好の機会としたお祝いの日』

というのが、
その趣旨です。

日本では
あまり問題になりませんが、
じつは世界的には栄養不足の
子供が多数です。

世界の幼児・乳児のうち
56%が
鉄分・ビタミンA・亜鉛の
いずれかを欠乏させています。

(International Egg Commissionより)

半数以上なんですね!

 

そして、
たまごには
この栄養素3つが
たっぷり含まれるんです。

なので、

子供たちの未来の為にも
卵をもっと食べてもらおうぜ!

というのが記念日の趣旨と
今年のテーマなんですね~。

 

そして卵は
『産業』としてみると、

・鶏卵業は発展途上国では
すごく大事な収入減となっている

・卵は世界資源研究所(WRI)によって
「地球環境への影響が低いたんぱく源」と
認められている

 

という
メリットがありまして、
栄養面と合わせて
国際的に普及していく利点が
たくさんあるんですね。

 

◆飲食店イベント活用としてはまだこれから…!?

世界数十か国で
「世界たまごの日」が
お祝いされてまして
いろんなイベントもあるんですね。

たとえばイギリスでは、
直前の一週間を
「英国たまごウィーク」と
銘打っていろんな
情報発信や催しが開かれてます。

 

ただ・・
日本ではまだ
認知度がひくい
記念日なんですよね~。

 

ヤフーニュースで
検索してみても
今日の記事ヒットはナシ

たまご業界からの
発信くらいしかありません。

 

・そもそも日本では
世界トップクラスに食べているから

・10月は運動会にハロウィン、
秋祭りなどイベント多数の
タイミングど真ん中だから

 

なども
ちょっと盛り上がりにくい
理由なのかなぁ、なんて思います。

 

とはいえ
環境負荷と健康は
SDG’sなども含め世界的に
感心の高いキーワードですから、

イースターなどのように
世界共通の普及から
いずれ盛り上がってきて

飲食店さんでも
活用しやすい認知度の
イベントになってくることも
あるかと思います。

ちょっとした
時期メニューのアクセントとして
あなたのお店でも
メリットとなるかもしれません。

 

来年2024年は
10月11日(金)です!

 

ここまでお読みくださって
ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまご全般コラム2023年10月13日