たまごを安く買う3つのコツ
こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。
テレビ朝日情報番組
『スーパーJチャンネル』さんで
ご取材をいただきまして、
「高騰する卵を安く手に入れる」というお話しをしました。
その補足と説明です。
たまごを安く買うには
3つの方法がある、
とお伝えしました。
その①
サイズで料理の使い分けすべき
目玉焼きや茹でたまごは
小さい卵を買うと安くて有利です。
反面、
玉子焼きやオムレツを作るなら
ちょっと損しちゃう可能性も。
たまごの相場価格は
「サイズによって価格が異なる」
「重量取引なので重いほど高くなる」
という特徴があります。
傾向として
寒い時期には
『小さい卵が高価になりやすい』のですが
重量が軽いため
1パック10個で見た場合
通年して安くなります。
ですが、
問題はカラの比率。
小さい卵は
カラの割合が大きいんです。
割って混ぜて使う料理だと
小さい卵の場合は量的に損してしまう
可能性があります。
だいたい平均で13~15%くらいが殻
なんですが、
小さい卵だと
カラ&膜やくっついた白身で
20%くらいロスします。
それだけ『損してる』と
言えるんですね~。
なので使い分けすべきです。
その②
買うお店を考える
当たり前に聞こえますが、
とくに卵を安く買えるお店
があります。
産直店さんなんかがそうですね。
生産者さんが直接お持ちする店。
そして、スーパーさんでは
青果につよい小売店さん。
がたまごで価格戦略をとっている
つまり安く特売をしている
ケースが多くみられます。
なぜかというと
たまごで
来店頻度を上げたい
と思って企画を組んでいるから。
たまごは
冷凍できない
なのに賞味期限が数週間と短い
という動物たんぱく質であるため
買いだめがしにくく、
また料理メニューが豊富で
消費もされやすいため
購買頻度が高い食材です。
そして
たまごを買いに来て
「ついで買い」を
してくれる。
だから、そんなお店で特に
たまごを
『おトクな食材』
として特売するんです。
さらに
日持ちの長い商品を
「ついで買い」
してもらうよりも
しょっちゅうほかのものも
買ってくれるほうが
メリットがでやすいので、
たまごで特売にしたり
価格戦略をとるお店は
必然的に青果などに
強いお店になります。
その③
火曜日にいくべし
じつは
上記のような
スーパーさんの
たまごの特売は
『火曜日にたまごの特売』
をされるケースが
すごく多いのです。
これは、
・月曜日は
週末の売れ行きから
在庫のコントロールをする必要がある
・水曜日は卸売り市場が休みで
他食材も仕入れ調整しにくい
・そのため以前は
水曜日を定休日にしているお店も多かった
・そして木曜日以降だと
週末の販売企画とかぶる
なので
火曜日の特売が定着したのではないか
なんて言われています。
ですので、
①料理でサイズをつかいわけて
②生鮮や青果に強いスーパーの
③火曜日の特売を要チェック!
という3つで
たまごを安く手に入れてくださいませ。
ここまでお読みくださって
ありがとうございます。