たまごの泣ける話:オムライスとごはん
こんにちは!
年々涙腺の弱くなっているこばやしです。
得意先の洋菓子屋さんで、「ケーキにまつわる想い出」を募集しているところがあります。
「心に残った誕生日のケーキ」や、「お母さんと初めて食べたショートケーキのよろこび」など、たくさんのお客様から募集し、毎年一冊の冊子にされています。
読むだけでじんわり心が温かくなる、「モノから価値へ」の、すばらしい取り組みだと感じます。
さて、オムライスにまつわるお話を一つ、ご紹介します。
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20年前ぐらいの前の話
当時俺の家はいわゆる片親ってやつで、すげぇー貧乏だった。
子供3人養うために、かぁちゃんは夜も寝ないで働いてた。
それでもどん底だった・・・
俺は中学卒業してすぐ働きに出た。
死ぬほど働いた。遊んでる暇なんてなかった。
1年ぐらいして同級生に久しぶりに会った。
飯食いに行こうって話になった。
メニューの漢字・・・読めなかった。
読めたのは、一つだけカタカナで書いてあった「オムライス」だけ。
同級生は「焼きそばとごはん」って注文した。
無知な俺は「じゃあ俺はオムライスとごはん」って店員に言った。
店員、固まってた。
クスクスって笑い声も聞こえてきた。
そしたら同級生
「さっきのキャンセルね!!俺もオムライスとごはん!!」
・・・
店出た後、同級生が一言
「うまかったな」って言った。
「仕事がんばれよ」って言ってくれた。
泣けてきた
心の底から人に「ありがとう」って思った。
そいつは今でも親友です。
http://ayacnews2nd.com/archives/51389572.html
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すてきな友情ですね。
きっとオムライスを食べるたびに、思い出されるのではないでしょうか?