アート向きのたまご
こんにちは!たまごのソムリエ・小林ゴールドエッグのこばやしです。
昨日中国のたまごアートをご紹介しました。たまごの表面を薄く削って、絵を彫っています。これ、ニワトリさんの卵じゃないんですね。
絵を描くのではなくて、表面を削って細工する場合、やりやすいのは強度があって殻の厚みもある、ダチョウのたまご。
約2mmもの厚みがあります。一円玉が1mmくらいの厚みですので、これが二枚分・・・いかに分厚いかお分かりになっていただけるかと思います。 ニワトリさんの卵殻は厚さ0.3mm前後ですから、なんと6倍以上の厚みです。
もちろんサイズもでっかいので加工もしやすいです。
ほかにも、ガチョウやアヒルのたまごなんかも、入手しやすい卵の中では結構しっかりしていてやや大きめですので、加工に向いています。
ちなみに夏と冬で、卵の殻は強度が変わります。 夏場は水をたくさん飲み飼料の食べ具合が減っちゃう事から、どうしても殻の暑さが薄くなっちゃうんですね。 冬場はしっかりと食べるので、カルシウム吸収もたっぷり!の硬い殻になるんですね。
たまご細工を作るなら、冬場のたまごがピッタリなんです。それも大寒前後のもっとも寒い時期あたりから春にかけてが最高です。(^^)
ここまでお読みくださって、ありがとうございます。