たまごが高い!?はこんなワケ
こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。
たまごの値段が高騰しています。
テレビや新聞でもけっこうな頻度で報道されていますが、適正価格の議論はまた別として、急な値上がりは家庭の家計や飲食店さんに直撃する悩ましい問題です。
なぜそんなに高騰しているのでしょうか!? カンタンに言うと、欲しい量に対して「絶対的に足りてない」から。
なぜ足りないかというと・・・・・・、
◆猛暑でニワトリさんが減少
◆生産調整補助金(お米の減反政策みたいなもの)で減産
◆急な寒さで消費需要が拡大
この三点が挙げられます。
また、遠因として、たまごの自給率がほぼ100%なことも挙げられます。 たまごは冷凍保存できないので、余剰分を長期保管したり、また生ものなので輸入でまかなったりすることができないんですね。 つまり、急な不足に対応する手段が無い。
増産、といってもヒヨコになり親鶏さんになるまで半年ちかくかかりますので・・・・・・(ーー;)
しかも、円安により飼料価格の高騰がダイレクトに生産農場に響いてきています。 全国で廃業される方も増えているんですね。
うーん、悩ましいですねェ。
ただ、あまり高すぎると今度は買わない人が増えたり、特売を控えるスーパーさんが出てきますので、予想外に値上がりがストップしたり下がったりすることもあります。
「株取引は生き物」なんて言われますが、「たまごの相場」も生き物なんですねー。