小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記 SOMMELIER DIALY

たまご全般コラム 記事一覧

こんにちは!

たまごのソムリエ・こばやしです。

 

けさ新聞を見ていたら、

小売店さんの販売チラシに

スイーツ特集!が載ってまして

よく見たら

「きゅうりドッグ」

なるものが入ってました。

いや、キュウリまるごと一本って!?

しかもこれ『スイーツ』じゃないですよね。

 

なかなかツッコミどころの

多い印象的メニューです。

 

見かけたら、

「おお!これがあの…!」

なんて買ってしまいそうです。

 

◆キュウリのギャップは過去に話題も!?

「えっ!?キュウリ!?」

というインパクトは、

実は過去にも

大手企業が利用しているんですね。

 

コカ・コーラ社が2007年に

コカ・コーラ キュウリ味

を出したことがあります。

 

いろんな意味で話題になりましたが

意外と好きな方も多かったようで、

 

マイナビ調べの

「復活してほしいコーラ

アレンジ味ランキング」

でなんと3位です。

 

他にもいろんな味が

これまでにありましたが、

 

キュウリ味は

強烈に覚えていますし、

インパクトとしてはかなりのものです。

 

◆キュウリとたまごの以外!な料理

こんな風に、

意外な組み合わせの相手として

「キュウリ」は驚きを演出する

ひとつの利点にもなり得ます。

たまご料理も同じですね。

 

じつは、キュウリとたまごって

すごく味の相性が良いんです。

 

「ポテトサラダなんかで

ゆで玉子とキュウリが

入ってるよね。」

なんて反応もありますが、

 

いえいえ、

実は本当に美味しいのは、

一緒に炒めた料理なんです!

 

加熱したキュウリって

たまごと最高に合うんですよ。

中華料理で『黄瓜炒蛋』って言いまして、

直訳すると

『キュウリとたまごの炒め物』

これボクも大好きなんです。

 

斜め切りしたキュウリを

たて半分に切り、

炒めたあと溶き卵を加えます。

 

そこに、

鶏がらスープの素

ちょっと塩コショウ

さいごに

オイスターソース少々

 

これで、絶品の味になります。

ややとろっとした食感になったキュウリと

ふわふわのたまごで

とてもおもしろい意外な美味になります。

 

ちょっと予想外の

夏メニューとして

面白いかもしれません。

 

ここまでお読みくださって、

ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまご全般コラム 2022年04月22日

こんにちは!

たまごのソムリエ・こばやしです。

4月1日より、警察庁に「サイバー警察局発足」

という記事が出てましたね。

 

増えつつあるサイバー犯罪に対して

240人体制、海外の捜査機関との連携

コンピューターウイルスの解析

と頼もしい限りです。

 

ただ・・・

発足式の様子は、超アナログ

なかなか趣がありますね。

日経新聞の様子ですが、

手書きの垂れ幕で

写真からはサイバー感が

ちょっと少なめでしょうか

 

『サイバー警察局発足式』

という見出しから

ボクが受けるイメージは

こんなカンジというか、

なんとなく「攻殻機動隊」みたいな

イメージを勝手に持ってました。

 

ただ、良く考えてみたらカッコいいカンジの

攻殻機動隊だって、

映画は27年前、原作は33年前ですから

僕のイメージそのものも

古くてオカシイのかもしれません。

今はもっと、

温かみのある雰囲気が

逆に好まれていて「あたらしい」

と感じる要素もありそうです。

 


さて、たまごでも、

イメージの変遷がありまして、

上記とおなじく30年前くらいは

たまごは「安全性」「クリーン」を

全面に打ち出した農場が

もてはやされる時代にありました。

もちろん大事な要素ですので、

とても良いことなのです。

当社でも、選別の際の「安全管理」を

強く打ち出した販売チラシなんかも

かつて作ったりしていました。

 

ただ、今は

安心安全で「あたりまえ」

大前提としたうえで

魅力あるおいしさを

どんなステキに届けるのか

が重要になってきています。

 

ですので、

もうすこしレトロな自然イメージ

田舎イメージのたまごの方が

取引先さんのお店でアピールしてもらったとき

お客様もよろこんでくださっているようです。

当社のまわりはこんなカンジなのですが、

農場の周りの雰囲気

その土地の雰囲気なども、

お伝えすると意外と面白がってくださる

最終のお客様が多いんです。

ぜひ、お店のこだわりのお伝えの際に

ご参考にしていただきましたら幸いです。

 

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまご全般コラム 2022年04月18日

こんにちは!

たまごのソムリエ・こばやしです。

苺好きなので

よく食べているのですが、

最近は近所のお店で

大量に買い込んできて

尋常じゃない量を

毎日食べまくっています。

 

実は、ぼくたちがお届けしている

「究極のたまごかけごはん専用たまご」

など料理別専用たまごは、

もともと苺がきっかけなんです。


徳島県には「ももいちご」という

ブランドがあります。

とてもやわらかくて水分と甘みが多い、

めちゃくちゃ高級ブランドです。

 

18年前、ももいちごブランド

開発立役者だった方のお話を

聞く機会がありまして、

 

「山間の日照が少ない村だからできた」

「小さい村だからできた」

 

という事をおっしゃっていたのです。

 

ふつう、作物を作るとき

日照が少ないのはマイナスになります。

 

山あいは陰になりやすい、

日の出と日の入りの角度が狭く

一日の日照が少ないんですね。

ですが、

苺の場合は、

日照が少ないと、

ゆっくりゆっくり色づいて、

ものすごく甘みが増すんですね。

山間なのが、強みになるんです。

 

そして、

さらにその強みを活かすために、

もっとゆっくり色づいて甘くなる

1~3月の冬場のみ、

「ももいちご」のブランドとして

出荷することにしたんだそうです。

 

この、

『弱みを強みにする』

『最も美味しい時期だけに絞る』

 

これが、

ぼくたちの大きなヒントになったのです。

たとえば、ぼくたちのお届けしている

「究極のたまごかけごはん専用たまご」

は、お茶碗一杯のご飯に

いちばん合うサイズだけを

厳選します。

なぜなら、サイズで白身と黄身の割合も

ゼンゼン変わるからですね。

ご飯との食感も、

サイズで大きく変わります。

同じ様に育った美味しい卵でも、

お茶碗一杯のご飯に合うたまごの量

のものだけを抜き出すと、

さらにめちゃくちゃ美味しくなるんです。

 

ですので、そこだけ抜き出すのですね。

 

これは、3ヶ月に絞った

ももいちごから得たヒントです。

 

◆異業種からちょっとだけ学ぶ

結局のところ、

他の業界から参考になることって

めちゃくちゃあります。

 

たとえば、

お肉の売り場だと、

すき焼き専用

焼肉専用、

ちゃんと消費者目線なのは

業界の「当たり前」ですし。

 

ぜひ、あなたのお店でも、

たとえば家電店のサービスとか

スポーツジムのメニューが

いきなり参考になる事もあるかもしれません。

 

僕たちも、たまごからの視点で、

繁盛の提案をしてまいります。

 

ここまでお読みくださって、

ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまご全般コラム 2022年04月16日

デマを放置していて、

大変なことになったのが、

牛乳の業界です。


こんにちは!

たまごのソムリエ・こばやしです。

昨日はたまごのデマについて、

少し触れました。

本日はその続きです。

 

わりととんでもないデマを

広めている人は

いらっしゃるのですが、

 

「信じていない人も

いっぱいいるみたいだし、

大丈夫じゃないの?」

 

そう言ってくださる方もいます。

ですが、同じ畜産業界では、

実は「牛乳」が

ニセ科学によって大変な目にあっているんですね。

 

◆牛乳のデマに衝撃

15年ほど前に、

新谷弘実さんというお医者さんが

「病気にならない生き方」という本を

出版しました。

 

この中で

「牛乳を飲むと有害である」

ということをセンセーショナルに伝え、

さらにこの本が累計140万部もの

ベストセラーとなったことから、

牛乳は危険だという論調が

ネットやTVでも盛んに取り上げられ、

以降さまざまな「牛乳有害説」が出てくる事態となりました。

 

牛乳はどんどん飲むべきだ!

という考えで育った世代の僕には、

「市販の牛乳は『錆びた脂』ともいえる」

「牛乳のカルシウムは、

かえって体内のカルシウム量を

減らしてしまう」、

「牛乳を飲み過ぎると骨粗しょう症になる」、

「日本でアトピーや花粉症の患者が

急増した第一の原因は

学校給食の牛乳」との

センセーショナルな記述に、

ビックリしたのを覚えています。

(ちなみにJミルクさんがひとつずつ丁寧に反論しています

 

この数年前から

「買ってはいけない」など

食品不信をあおる本が

次々と話題になっていて、

牛乳についてもテレビで面白く

取り上げやすい雰囲気があったんじゃないかと思います。

 

タレントの松嶋尚美さんがテレビで

「牛乳は有害だから子供に飲ませない」と話し、

話題になったこともありました。

 

とはいえ、実際のところ

医学的な裏付けデータは一切出ておらず

研究者・関係者はこぞって反論しました。

 

この本に反対意見を述べるシンポジウムを開き、

業界からも反論となる公開質問状が

出されましたが、

 

一度付いた悪イメージは

簡単には払拭できず、

 

16年経った今に至っても、

いまだに「牛乳がキケン」の主張を

『本に書いてあるから』という

理由だけで繰り広げる方がいます。

 

さまざまな要因がありますが、

結果として牛乳消費は1996年の

ピーク時から比べて3割もの減少となっています。

 

◆反論の大事さ

たまご業界でも、百年つづく迷信があります。

こちらはカン違いがもとですが。

 

ロシアの研究者さんが

ウッカリ草食動物のウサギで

卵の摂取試験をしてしたことから、

動物性のたんぱくや脂質を

分解できないことに気づかずに

 

「卵を食べると血中コレステロールが上がる??」

と考えてしまったのです。

 

そして、

「卵は一日一個までにすべき」

という結論を出して、

以降なんと百年!もの

世界的常識になってしまったのですね。

 

さすがに今は

それをいう方は減りましたが、

百年前に

このカン違いが無かった世界は、

今頃どんな卵の位置づけだったのか

とても気になりますね。

 

人の噂も七十五日

なんて言いますが、

「消しきれなかったデマは百年つづく」

が正しいのかもしれません。

 

ここまでお読みくださって、

ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまご全般コラム 2022年04月9日

こんにちは!

たまごのソムリエ・こばやしです。

 

少し前にも書きましたが、

「たまごって、大量生産のために

抗生物質なんか食べさせてて

危険なんだ!」

みたいなデマ(後で説明します)を

発信される方がいます。

 

「それって違うんだよな~・・・」

と思いながら悔しく思う事があります。

 

正しく認識してくれる人もいるから

無視しておけばいいんじゃない。

と言ってくださる方もいます。

僕たちは

自家配合飼料のたまごなど

少量生産でやっている卵

ばかりですから、

 

「こばやしさんのところのたまごは、

少量でこだわってるから安心だわ。」

なんておっしゃってくださる

そんなことも良くあります。

 

その事自体は、

とってもありがたいですし、

 

もしかすると

「大量生産品は食べてキケン!」

みたいなデマが・・・

 

小規模の僕たちに

プラスになっていることも

あるかもしれません。

 

しかし。

こういったデマを放置すると

そんなちょっとしたメリットなんか

どうでも良いくらいの、

 

業界全体として

致命的に良くない事が起こるんです。

 

◆抗生物質を用いた卵は違法で、作られてない

書き出すとキリがないので一例だけ挙げますと

「病気を防ぐために飼料に

抗生物質を混ぜたり

投薬を行ったりしてるんやな!」

なんて風なデマ。

 

ごく最近でも、とくに根拠くなく

ブログなんかでこう書かれている

こともあります。

 

少なくとも現在、

採卵養鶏業界では、

卵を産まないヒナの頃を除き、

抗生物質の投与は法的に禁止されています。

 

しかも、2重の法律で厳しく。

飼料安全法という飼育の法律と

食品衛生法という販売の法律。

 

僕たちが使っていないのはモチロンですが、

それだけではなく、同業者も含め、

全国で使用はしていないと思いますね。

 

使用しするメリットがないのです。

 

そんなことをしなくても、

死亡鶏を減らす手段は

いくつもありますし

 

わざわざコストをかけて

2重に法律違反をしてまで

使用するだけの利点がないのです。

 

食の情報を知ることは

とっても大事です。

 

ですが、

根拠なくいたずらに

食の不安をあおることは、

 

日々健康に気を使われる

多くの方にとって、

ぜひとも避けて欲しいなあ、

と思いますね。

 

そして、

そんなデマ的な情報を

発信されている方に反論せず

 

「いつか分かってくれるだろう。」

・・・と考えた結果

大変なことになった例が

他業界であります。

 

長くなりましたので、また次回に。

 

ここまでお読みくださって、

ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまご全般コラム 2022年04月8日

こんにちは!

たまごのソムリエ・こばやしです。

昨日のブログで、

「当たり付きたまごチョコ」に

ついて書きました。

 

さて、今日のテーマはその続き

「あたりつき」について。

お菓子やジュースなんかでは

けっこうありますが、

 

ご飲食店さんのメニューに

こういった要素を取り入れると

どうなるでしょうか?

 

しかもたまごで。

今回は、ゆでたまごで

「剥くとビックリ」

となっちゃう

たまごメニューを

ご紹介します。

 

◆ミョウバン液で内部に字を書く

ドラマにもなった人気マンガ

「喰いタン」(講談社)で、

料理人のお父さんが

娘の婚約者にあてたメッセージを

 

剥いたら初めて気づくように

ゆでたまご内部に書いて伝える

というシーンがあります。

これは、酢でカラを薄くし

ミョウバン液で殻の上から

筆で書くと内部に

浸透して白身と反応し、

一見カラの外からは

分からないけれども、

中のゆでたまごにだけ

字がうつるんです。

 

ただチョット条件がむずかしくて、

やってみますと、

字など細かい模様は

ちょ~っと写りにくいですね。

 

シンプルなマークなら

なんとか、というカンジでしょうか。

「当!」くらいの。

僕はマジックと大道芸が趣味なんですが、

マジックのトリックにも

ミョウバン液+お酢の混合液を

塗って内部のゆでたまごにだけ文字を出す

というトリックがあります。

 

「剥くと当りがでる!」という企画には

使えるんじゃないでしょうか。

 

◆ビックリ!剥くと中身がプリンに!?

カラにも切れ目のない、一見ふつうのゆでたまご。

でも、剥いてみるとあら不思議!

中身はプリンのようになっちゃっている…

そんなゆでたまごが作れます。

これは、生卵をガッチリホールドして

高速回転させてつくります。

じつはタカラトミーが

このマニアックなたまご料理をつくる

「おもちゃ」を販売していますので、

3000円くらいあれば「割ってビックリ!」の

サプライズ当りのゆでたまご、が完成です。

(関連:おもちゃを活用して繁盛メニューを | たまごのソムリエ繁盛コラム

 

 

◆ビックリな煮卵の模様!

また、煮卵などを作る際に

ちょっとカラを残しておくなどすると

 

そこだけ色づかずに

狙った模様やマークが残せます。

これは「剥いたら」ではないですが、

ちょっとした「当たり」や

サプライズにはなります。

 

紅茶たまご、という料理がありまして、

ゆでたまごのカラにヒビを入れて

紅茶やウーロン茶で煮込み、

キレイな模様にするんですね。

これの応用です。

 

以上、

たまごを食べてビックリ!の

もようの工夫を3品ご紹介しました。

 

当たり付き、でなくても、

ちょっとしたお祝いなど

サプライズにもご使用いただけるのではないでしょうか。

 

ここまでお読みくださって、

ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまご全般コラム 2022年03月18日