こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。
本日14日発売のプレイボーイ誌に、「温泉玉子の特集」として小林の温玉話が載ります!
さて、温泉玉子ですが、最近特にいろんなメニューで使われるようになりました。
ピザやパスタ、サラダ、ハンバーグやカレー……、
黄身と白身のとろみ食感が味をまろやかにしてくれますし、見た目にも映え、より美味しそうに料理を演出できます。
ご取材の際に調べていて
ふと気づいたのが、
温泉玉子は
「ビスマルク風料理」の
日本風ヘルシー代替なのでは
ということ。
ビスマルク風とは、ハンバーグやピザ、アスパラソテーなどいろんな料理に目玉焼きを添えたものを言います。
ドイツの鉄血宰相、ビスマルクさんが好んで食べた料理方法ですが、欧米では根強い人気があります。
(鉄の宰相、ビスマルクの目玉焼き愛 【ビスマルク風料理】 | たまごのソムリエ面白コラム)
そして、油を使ってひと手間かかるビスマルク風料理の目玉焼きから、
「よりヘルシー」
「手軽に割り込むだけ」
……の『温泉玉子乗せ料理』に、
日本では独自進化した
そんな流れが見てとれます。
実は、世界的に見ると、温泉玉子を食べるのは日本人だけなんです。英語でも温泉玉子は「onsen tamago」。
海外の方にはあの白身の食感が受け入れられない様ですが、日本では大人気のたまご料理です。
「こっちのほうがいいじゃん。」
となるのは自然な発想かもしれません。
〇健康にも有利!“温泉玉子”
以前ご紹介しましたが、野菜から採れるカロチノイド系のビタミンは、卵と一緒に食べることで吸収率が5倍ほど上がります。
温泉玉子は食感・味ともにサラダと相性が抜群なのですが、健康の面からもメリットが大きいです。
シーザーサラダなんかは有名ですが、和風のじゃこや海藻と組み合わせた和風温玉サラダも根強い人気ですよね。
視覚的な誘引力も比較的高く、温玉トッピングで価格を上げても写真などでシズル感を出すことで、2割売り上げがアップした例もあります。
店舗メニューにての粗利獲得にもメリットが大きいです。
ここまでお読みくださって、ありがとうございます。