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人気5種類ソムリエたまごお試しセット
こんにちは!たまごのソムリエ・小林ゴールドエッグのこばやしです。
まだまだ暑いですが、あれやこれやとアタマの中はすっかり冬のことを考えています。
さて、冬の準備、というと実は卵が大きくかかわっているのをご存知でしょうか?
それは、「インフルエンザワクチン」。
いざ大流行した時に備えて、政府はたくさんのワクチンを備蓄するのですが、このワクチン製造にはニワトリさんの卵が必要なんですね。
これは、本来私たちが食べる卵とはちょっと違います。
まず「受精卵」でなくてはなりません。なので、本来なら飼うことのない雄ニワトリさんも飼育します。
そして生産場所も一般の食べるためのものとは異なります。 専用の特別飼育施設の中で、ワクチンのためだけに飼われているニワトリさんの卵でなくてはなりません。
さらに、生後半年以上で一年未満の若鶏の卵でなくてはいけません。
うーん、これは大変ですねェ。 要するに一年以上前に「若鶏」サンを用意しなくちゃいけない訳ですから、「来年の冬にどれくらいワクチンが必要なのか?」を一年前に決定しなくちゃいけないんです。急に「もっと作ってくれ。」はムリ、ってことですね。
最近では、もっと迅速な対応ができないものか、一度にたくさんのワクチンをつくる方法はないものか、そういった観点でカイコからワクチンを培養する方法であったりダチョウの卵を使う方法であったりさまざまな検討がなされています。
食べて健康になる!以外にも、卵は我々の元気に関わる、たくさんの方の命を守る役割をになってるんですね!
卵に感謝です。(^^)
ここまでお読みくださって、ありがとうございます。
こんにちは!たまごのソムリエ・小林ゴールドエッグのこばやしです。
昨日中国のたまごアートをご紹介しました。たまごの表面を薄く削って、絵を彫っています。これ、ニワトリさんの卵じゃないんですね。
絵を描くのではなくて、表面を削って細工する場合、やりやすいのは強度があって殻の厚みもある、ダチョウのたまご。
約2mmもの厚みがあります。一円玉が1mmくらいの厚みですので、これが二枚分・・・いかに分厚いかお分かりになっていただけるかと思います。 ニワトリさんの卵殻は厚さ0.3mm前後ですから、なんと6倍以上の厚みです。
もちろんサイズもでっかいので加工もしやすいです。
ほかにも、ガチョウやアヒルのたまごなんかも、入手しやすい卵の中では結構しっかりしていてやや大きめですので、加工に向いています。
ちなみに夏と冬で、卵の殻は強度が変わります。 夏場は水をたくさん飲み飼料の食べ具合が減っちゃう事から、どうしても殻の暑さが薄くなっちゃうんですね。 冬場はしっかりと食べるので、カルシウム吸収もたっぷり!の硬い殻になるんですね。
たまご細工を作るなら、冬場のたまごがピッタリなんです。それも大寒前後のもっとも寒い時期あたりから春にかけてが最高です。(^^)
ここまでお読みくださって、ありがとうございます。
こんにちは!たまごのソムリエ・小林ゴールドエッグのこばやしです。
突然ですが、ポーチドエッグ、という卵料理をご存知でしょうか?
沸騰したお湯にお酢を垂らし、生たまごをソッとそこに割り込んで固めたものです。 黄身が半熟で、ふわとろ食感になる、なかなか素敵な料理です。
イングリッシュマフィンにこのポーチドエッグを乗せオランデーズソースをかけた「エッグベネディクト」は、NY発で『朝食の女王』の異名を持つ名店「サラベス(Sarabeth’s)」にて、『世界一の朝食』として親しまれています。
さて、このポーチドエッグ、実際に作ってみると結構コツがいるんですね。 調理時間が短く朝食向きなのですが、形にまとめるのがナカナカ難しい。
なにか良い手はないか・・・・・・
そう思っていたら、こんな最新調理グッズが英国で発売されていました。
直接お湯に入れるんじゃなくて、専用の袋に入れてから加熱するんですね。 袋は特殊な半透過性紙繊維でできていて、お湯はちゃんと通すけど、たまごはしっかりと封じ込めるんだとか。これなら散ってしまうこともない!ですね。(^^)
・・・・・・あれ、でもこの料理法、ってどこかで聞いたことがあるような・・・・・・?
と、思って資料をあさってみると、ありました!江戸時代のたまご料理「包玉子」。 これは、和紙で生卵を包み、お湯にそっと落として茹でたものです。
これは、まさしく上記のポーチドエッグ最新調理法と同じ!
◆江戸のたまご文化もスゴイ
江戸のたまご料理本『卵百珍』(万宝料理秘密箱 前編1785)に、『磯菜卵』と呼ばれるポーチドエッグと浅草海苔を合わせた料理が紹介されています。 この和製ポーチドエッグを発展させ、和紙包みで調理したものが「包玉子」と呼ばれていたんですね。 文献での初出は『江戸料理集』延宝二年(1674)ですので、江戸文化のかなり早い段階で包玉子は食べられていたようです。
ポーチドエッグは直接お湯に割りいれるため、鮮度が良いものじゃないと作りにくいです。 冷蔵技術の無い当時、鮮度の落ちた卵でもカンタンに作れる工夫として、和紙を使う技法が考案されたのではないでしょうか。
最新の紙フィルター素材を使った英国の調理技術と、200年以上昔の江戸の調理技術が一致するとは、なんとも興味深いです。
ちなみに上記英国のポーチドエッグ調理グッズ「Poachet」はお値段20枚2.99ポンド(約450円)、発売後2ヶ月で50万セットも売れたそうです。すごい!
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こんにちは!たまごのソムリエ・小林ゴールドエッグのこばやしです。
もうすぐ七夕ですね!もう願い事は書きましたでしょうか!?
さて、節分の巻きずし、ひなあられ、七草粥、甘茶、
季節の行事には、それぞれ食べ物がセットになっていることが多いです。
七夕の場合はどうでしょうか?
七夕に食べる食事
それは、
「そうめん」 なんですね。
「夏の食べ物ってだけで、業界が後づけしたんじゃないの?」なんて声も聞こえそうですが、それはマチガイ。千年以上前の平安時代に編纂された、宮中儀式をまとめた書「延喜式」には、「7月7日に素麺を供物とすべし。」と記されているんですね。
その理由としては、当時としては栄養価の高い食事であった素麺で暑気に打ち勝つためという説や、素麺のまるで流れるような姿を天の川に見立てた説、など諸説あります。
◆素麺との名タッグ!美味しい錦糸たまごのコツ
さて、そうめんと言えば、錦糸たまごですよ!関東の方にはなじみが無いかもしれませんが、素麺との相性は抜群です。(^^)
錦糸玉子は、ちゃんと作るには結構難しいです。 美味しく作るそのコツを下に記します。
・とにかくよく混ぜること!・・・ だし巻き玉子と違って、白身と黄身が不均一だと美味しくできません。 かなりしっかり混ぜて、更にザルで濾してください。
・中火→弱火で!・・・ 薄く焼きますので、火が強いとあっと言う間に焦げちゃいます。 濡れ布巾をとなりに敷いて、卵を入れた後でフライパンを濡れ布巾の上に置いて中火からすこし熱をとってやると、キレイに仕上がります。
・フタを使おう!・・・ すぐに固まるので、フタなしで作っちゃう方が多いと思いますが、火をすこーし弱めてフタをして加熱してやる方が、ふんわりと仕上がります。
・片栗粉をちょこっと!・・・ 薄いながらもしっとり仕上げて、パサつかず仕上げるために、片栗粉と水をほんのちょっと卵液に入れると良いです。 たまご3個に対して片栗粉小さじ半分くらいで充分です。
いかがでしたでしょうか?
ぜひ天の川のきらめく星に思いを馳せながら、美味しい素麺をお召し上がりくださいませ!
ここまでお読みくださって、ありがとうございます。
こんにちは!たまごのソムリエ・小林ゴールドエッグのこばやしです。
映画「奇跡のりんご」が公開ですね!本は読んだ事があるので、映像で表現がどう変わるのかとっても楽しみです。 さて本日は「リンゴとタマゴ」について、いろいろと。
美食を極めた、と言われるローマ時代の饗応料理は、必ず「たまご」で始まり「リンゴ」で締められていました。
このタマゴとリンゴ。それぞれ、食事だけじゃなく意外な場でも使われることがあるんですね。
◆ニュートンのたまご
以前に「ニュートンのたまご」物理学実験をご紹介しました。
これは、“ニュートンの第一法則”に関する高校の授業です。
欧米ではなぜか、物理や科学の実験でタマゴが使われることが多いようです。
(参照)海外の高校必修、「ニュートンの卵」ってなんだ? – たまごのソムリエ日記
(参照)ぶん投げても割れないタマゴの不思議 – たまごのソムリエ日記
身近にあって入り込みやすい、視覚的に効果がハッキリ理解しやすいのが理由のようです。
そういえば、ニュートンさんは、考え事しながら料理をしていた際に、ゆでたまごと間違って自分の懐中時計の方を茹でてしまったという逸話があります。
◆マジックのりんご
変わってリンゴ。
マジックの舞台で使用される果物では、「りんご」がダントツ№1なんですね。
これは、色彩効果のため。
「赤」は膨張色のため、舞台で大きく見え観客の視線を引き付けやすいからなんです。 加えて、一瞬で「りんご」と認知してもらえるメリットもあります。 同じ理由で「赤いバラ」もマジックショーでは多用されます。 “魔法の世界”では、「奇跡のリンゴ」はずっと昔から定番なんです!
◆リンゴとたまごの美味しいコラボ
さて、この二つが一緒になった美味しさといえば、アップルパイ、もといリンゴのクラフティ。 このレシピが作りやすくて美味しかったです↓
http://cookpad.com/recipe/1348066
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