たまご・鶏のことわざ・・・その15 トホホ状態を抜け出せ!
こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。
たまご、鶏さんのことわざ第15弾、今回は中国から。
<鶏飛蛋打>(けいひたんだ)
鶏には逃げられ卵も割れてしまう、という意味。 あれもこれもと両方を狙って結局は何も得られない喩え。また、踏んだり蹴ったりな状況の喩えでもあります。
「二兎を追うもの一兎も得ず」、または「泣き面に蜂」、と言った意味でしょうか。
例えとしてはなかなかウマいですねー。ウサギ(兎)や蜂の“日本式”ことわざよりもずっと「トホホ」感が出てます。
イスラエルの心理学者メラマードさんの研究によると、『迷った時に判断に時間がかかる人ほど不安を抱きやすい』のだそうです。しかもその判断が当たっていたかどうかに関わらずです。
心理学的には、「迷うくらいならさっさと決めてしまった方が人生幸福である。」という結論なわけで、上の「鶏飛蛋打」トホホ状態にならないためには、とにもかくにもコイン裏表でも良いので、いかに早く決断してしまうか!が大事なようです。
ここまでお読みくださって、ありがとうございます。
(参照:かなり面白いですよ!→マンガで分かる心療内科・精神科in渋谷 第66回「優柔不断は危険? サイコロで不安を消す方法」 http://yusb.net/man/791.html)