小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記SOMMELIER DIALY

たまご・鶏のことわざ・・・その20 鶏さんと、牛さんのデッカイ包丁

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こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。たまご・鶏さんの諺第20弾、今回は中国から。

<牛刀割鶏>(ぎゅうとうかっけい)

牛刀を以て鶏を割く、

つまりちっちゃなニワトリさんをデッカイ牛さん用カタナで切るということで、大人物にしょうもない仕事をさせること」「ささいな事に対応するのに大げさな方法をとること(への戒め)」を意味しています。

「オーバースペック」というニュアンスでしょうか。

エピソードとしては、孔子さんのお話が有名です。

孔子さんが武城という町を治めるお弟子・子游さんに会いに行った際に、「武城みたいな小さな町をキミが治めるなんて、デッカイ牛刀で鶏を割くようなもの。モッタイナイよ。」と言って子游さんを褒めたんですね。

対して子游さんは「ほんらい“国”を治めるのに用いるべき“礼楽”を小っちゃな町の統治につかってるのは、デッカイ牛刀を鶏に使うようなもの。ちょっと大げさすぎるんじゃないかい?」と言われんだと、カンチガイをしちゃいます。

このお話から、上のような2つの意味ができたんですねー。

 

◆牛刀はそんなにデッカくない?
ちなみに“牛刀”はさほど大きくありません。だいたい20センチから36センチくらいまで。

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ホントにでっかいのはマグロを捌く“マグロ刀 ”で、↓

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コレ、装備してモンスターと戦闘だってできそうです。(^^;)

「牛刀割鶏」はむしろ“鮪刀割鶏”なのかもしれません。

私が所属している勉強会・徳島県中小企業化同友会では、年末忘年会でマグロの解体をやりました。 見てるだけじゃなくて事前希望の上参加もできたのですが、マグロ刀、私も使ってみたかった!(^^;)

関連:たまごのソムリエ日記・・・たまご・鶏さんのことわざシリーズ一覧

カテゴリー | ソムリエ日記 , たまご・鶏のことわざ2013年12月26日