ニワトリみたいな細い脚【たまご鶏のことわざ その37】
こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。
たまご・鶏のことわざ第37弾!今回は中国から。
<鶏骨支床(けいこつししょう)>
体が痩せ衰えて寝床から支えることがやっとの状態を表わしまして、それくらい憔悴しきって誰かの死を悼み喪に服していることを指します。
以前もお話ししましたが、古代中国では“鶏”は弔いをする際の捧げものだったんですね。
ですから、上の慣用句も、「鶏さんの骨くらい細い」という表現と、死に際しての「お供え」イメージのダブルミーニングとして使われているわけですねー。
そういえば、日本でも「鶏ガラみたいな体」なんて言う表現がありますね。
しかし、墓前に『お供え』するイメージのある食べものというと、
日本では・・・、エーと、
なんでしょうか・・・・・・??
・・・・・・あまり「コレ!」という『お供えの代表』、って食べ物が無い気がします。
日本の御弔いはだいたい仏教ですから肉はNG、さすがに鶏肉、ってのは無いかと思いますが・・・^^;
手元にある葬儀の本で調べてみると、「おそば」や「おはぎ」が良いとされているようです。
へー。
お蕎麦は「そばにいる」の意、「おはぎ」は彼岸とこの世を「はぎあわせる」という意味があるのだとか。
まさかダジャレとは。
とはいえ、おはぎはなんとなく判りますけども、お蕎麦は普段食べなれているだけに、“葬礼”っていうイメージは、あまりうかばないですねェ・・・・・・。
お盆も近いですが、さて、どんなお供えが合いますでしょうか。
ここまでお読みくださって、ありがとうございます。