誓いはたまごのごとし【たまごのことわざ その43】
こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。
たまごのことわざシリーズ第43弾です。今回はデンマークから。
<卵と誓いはすぐに壊れる (Eggs and oaths are easily broken.)>
ゼッタイ守るぞ、と決めてもなかなか続かないのが人情です。
やっぱりねェ。
そんなリアクションを、たまごに例えたことわざですね。
そういえば、
8兆5000億円の資産を一代で築いたビルゲイツさんが言っています。
『人間とは、「こうなりたい」という情熱をかたむけること、
たとえば「起業するぞ!」となってから、
9割の人が5時間ほどで投げ出してしまう。』
・・・のだそうです。
10%しか、続けない。
なるほど、そういうものかもしれません。
じゃあ、そうならない為に、どうしたらよいでしょうか?
コロンブスのたまご、というエピソードをご存知でしょうか。
「新大陸を探すなんて、卵を立てるようなもんだ。ムリムリ。」
そういわれたコロンブスは、
たまごのお尻にコン!とヒビを入れてから立てました。
できっこない。
続かない。
そんなコトでも、「知恵と工夫」で案外どうにかなるもんです。
立たない卵も凹ませたら立ちます。
すぐ割れちゃう生卵だって、
茹でれば中身は出てきませんし、
凍らせたら、ビクともしなくなります。
ようするに、
「状況を変える一工夫をどう探すのか」が大事なんじゃないでしょうか。
たとえば、心理学的には、
『できるだけ多くの人前で宣言するほど、続ける意思を強く持てる』
のだそうです。
誰かに自分の夢、誓いを語ること、
それも、多くの人に語ってみることで、
実現へと導きやすくなるんですね。
それこそ『凍った頑丈なたまご』のように、です。^^
一年の計は元旦にあり。
年明けより一年続く決意、ぜひいろんな工夫と共に考えてみてくださいませ。
ここまでお読みくださって、ありがとうございます。