たまごも油断大敵!【たまご鶏のことわざ その44】
こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。
たまご鶏のことわざ、今回はドイツから。
<本物のめんどりは、卵を生んでからはじめて鳴く>
これは、嬉しいことがあるとわかっても、
最後の瞬間まで安心せず、喜びを声に出してはならない。
そういう意味です。
そういえば、スピードスケートで、
ゴール直前でガッツポーズした後に抜かれてしまった選手がいましたね^^;
水も漏らさぬ冷静さを保つことが、真の勝利者に繋がる、
そんなことわざですね。
なるほど、実直な国風のドイツらしいことわざです。
日本人もその傾向がありますね。
剣道や弓道では「残心」というものをとても大事にします。
これは、打った後、射た後に心身ともに姿勢と意識した状態を保ち、
相手の攻撃や反撃を瞬時に返すことができる様に身構えていることですね。
これができてないと、
試合では無効になる。
それくらい、技能だけが優れていることよりも大切だったりします。
まさに「卵を産んでから初めて鳴く」、
このことわざとおんなじですねー。
ちなみに、鶏さんが卵を産んだ後にだけ鳴くというのは本当です。
なぜ鳴くのか?
一説には、安心したから喜びで鳴く、とも言われています。
センター試験ご受験のみなさま、おつかれさまでした!
最後まで油断無く、ぜひ喜びのたまごとなりますよう、頑張ってくださいませー。
ここまでお読みくださって、ありがとうございます。