黙っていたら卵を失う?【たまご鶏のことわざ その75】
こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。
たまご鶏のことわざ第75弾、
今回は英語圏から。
<もし雌鶏が黙っていれば、卵を失うことはなかっただろう>
had the hen kept silent,it would not have lost its egg
余計な事言わなければ
良かったのに‥‥‥という意味です。
日本で言う
「雉も鳴かずば撃たれまい」ですね。
やぶへび、とかも同様の表現でしょうか。
めんどりさんは
卵を産むとかならず鳴くのですが、
すると「おっ!産んだな。」と
気づかれて人間にたまごを
取られてしまう…。
まだ、
毎日たまごを生まなかったころ
の風習を描写した、
古いことわざと言えます。
ただ、この場合
どのみち遅かれ早かれ
卵は取られちゃうので
「雉も鳴かずば~」の方が
より意図とあっている
気もしますね。
ちなみに組織論で言うと、
会議なんかで最初に提案した人に、
「じゃあ、キミそれやってくれ!」
と任せるのはNGなんだそうです。
『提案したらやらされちゃう』
…と思うと誰も良いアイデアを
出さなくなるから。
たしかに。
むしろ、どんどん声を上げた方が得をする、
というルールじゃないと
発言しにくくなりますよね。
そして、
僕たちの取り組み、
「繁盛提案」となれば別の話です。
「こんなたまごメニューの企画をやりませんか!?」
「お!それイイね。それやってよ!」
なんてのは、
お店さんのご繁盛につながるので
超ウェルカムです。
むしろことわざと逆で、
黙ってないからこそ
よろこんでもらえて
我々もうれしい!となります。
「御用聞き」なんて言葉がありますが、
たんにご注文いただくだけ
それ以外は黙っているなんて方が、
失うものが多いですよね。
『もし雌鶏が黙っていた方が、卵は無くなるだろう』
と逆のことわざになっちゃいますよね。
今月のニュースレターも、
マニアックなご提案の声を上げております。
ぜひ、
こんなこといいよね!やってよ。
とお声がけをくださいませ~。
ここまでお読みくださって、
ありがとうございます。