こんにちは!たまごのソムリエ・こばやしです。
たまごのことわざ第45弾、今回は西洋から。
<たまご同士のように似ている(As like as an egg to another.)>
日本で言う、『瓜ふたつ』ですね。
たしかに、同じ種類の鶏卵であれば一見非常に似ています。
反対に、カラの模様がどれもゼンゼン違っているのが「うずら」。
『世界一の多様性があってNINJAのようだ。』
として海外の記事でも取り上げられているくらい。(参照)
とはいえニワトリさんのたまごも、ホントはよーっく見ると、
細かな模様やざらつき具合、色味など、多様性があって実に面白いんです。
そういえば、以前たまごの柄に「特徴があるもの」だけを選別して
「ゴジラのたまご」という名前で売りだそう!
と、社内で提案したことがあります。
即却下でした。
考えてみれば、一日2パックも採れないのと版権的なハードルもありますしね^^;
まぁ、それくらい、意外とカラの模様もあるってことなんです。
ところで、
日本では「瓜ふたつ」、
なぜ「うり」なんでしょうか?
じつはこの言葉は、
瓜をスパッとふたつに切ったときに、
その切り口がそっくり、
だから「瓜ふたつ」というんだそうです。
・・・・・・なるほど・・。
そりゃソックリでしょうけど、
瓜じゃなくてもいいんじゃ・・・!?
なぜスイカでもナシでもカボチャでもなくて
瓜なのかは、
じつはハッキリとは判らないんだそうです。
ただ、昔はイケメンのことを
「うりざね顔」と言っていたので、
「ソックリだ!」
の表現に『男前』的な「良いニュアンス」を入れようとして、
瓜を選んだんじゃないかと考えられているようです。
西洋の「たまご」はどうなんでしょうねー。
ここまでお読みくださって、ありがとうございます。