「おいしい」の価値は細分化できる
日本一になるには
どうしたら良いでしょうか?
一番になるまで「分けてみる」と
いいんです。
こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。
「ワイングラスでおいしい日本酒アワード 2022」
が昨日発表されましたね。
全国の酒蔵292社から千点を超える銘柄が
エントリーされ、30%が金賞
5%が最高金賞に選ばれています。
この、
「ワイングラスでおいしい」
という視点、非常に面白いですね~。
「国際的に通用する日本酒を」という
ストーリーもあって、
従来の日本酒の価値とは
また違った「おいしい」が
発信されているわけです。
この「ちょっと視点をずらす」って、
すっごく重要だと思うんですね。
世の中にはいっしょくたにできない
「おいしさ」がたくさんあるわけですから、
あなたのお店の「おいしい」を発信する際に
『細かく分けて伝えてみる』のって
かなりいい戦略じゃないでしょうか。
たとえば
海外には国際野外料理コンテスト
というものがありまして、
単なる料理じゃなくって
「野外料理」の世界一、
また別の視点での「おいしい」が
あるわけです。
野外ということもあって、
普通の料理以上に
たまご料理、が重視されていたりもします。
余談ですがルーマニアで開催された際には、
世界最大の“野外”オムレツなるものも作られ、
ギネス認定されています。
たとえば、
かきたまごをトッピングした
滋味あるラーメンで、
「飲んだシメにいちばん美味しいラーメン」
をうたっているお店を見たことがあります。
チャーシューなんかだと、
飲んだ後は胃にちょっと重いんですよね。
コロナ禍前でしたが、
酔いどれサラリーマンでにぎわう
深夜に大はやりのお店でした。
たとえば
たまごは『低糖質料理』に
非常に相性が良いですが、
日本一のやせメニュー!
みたいな視点も
たまご料理で出せるかもしれません。
・65歳以上に人気ナンバーワン
・和食好きのための一番カレー
・〇〇町役場付近の一番店です!
・キャベツがいちばんうまい
・一番ちかくのたまご使用
など、
なにか細分化して、
ちょっと視点をずらしてみると、
より価値を伝えやすくなるかもしれません。
たとえば洋菓子で
楽天で「カテゴリナンバーワン」を狙うなら
プリンは2530件の商品が登録されています。
でもシュークリームなら270件、
10分の一です。
いまは統合されましたが、
数年前まで「エクレア」のカテゴリは
わずか20件しかありませんでした。
ぜひ、あなたが日本一になるまで
「おいしい」を細分化してみませんか?
知人に
「日本一ウチの子供が喜ぶ飲料メーカー」
をうたっている社長がいますが、
こうなるとただの親バカですが、
ちょっと面白いですよね。
ぼくたちは
「日本一料理になった時においしいたまご」
を目指していますが、
現時点で83種の作り分けをしています。
「日本一マニアックな…」になっている気もしますが、
引き続きおいしさ価値一番を
めざしてまいります。
ここまでお読みくださって、
ありがとうございます。