古い携帯からわかる、コロナ禍の生き残り方
こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。
ミスタードーナツが4年で200店舗閉店
そんな記事が出ていました。
こんなニュースを聞くと、
僕の手元にある
古い携帯電話を思い出すんですね。
スマホを使う前に
使っていたもので
ノキア製。
カメラが使いやすく
めっちゃ気に入ってまして、
仕事にも役立つツールでした。
当時は。
ノキア社って、
携帯市場世界トップだったんですね。
1998年から14年間。
僕がこの携帯電話を買ったのが
たしか・・2001年ですから、
まさにイケイケのころでしょうか。
その世界一の企業は、
その後わずか4年間で
90%の時価総額を失い
マイクロソフトに
買収されちゃったんですね。
あっという間にiPhone
そしてandroidのスマホが
世界を席巻してしまったから。
買収された時点のCEOの言葉は、
「我々は何も間違ったことはしていない。なのになぜか負けた。」
(“we didn’t do anything wrong, but somehow, we lost”)
です。
うーん、考えさせられますね~。
◆飲食でも卵でもイノベーションが大事
つまり、一生懸命やっているだけでは、
革新的なあたらしいことに
チャレンジしてくるライバルに
あっという間に潰される。
めちゃくちゃ繁盛している
カフェさんでも、明日
いきなり向かいに
スターバックスが
やってくるかもしれないですよね。
ぼくたち卵の業界もおなじです。
大量生産→広域配送といった流れが
ありまして、
地場で卸していた農場さんが、
県外から安く安定して入ってきた卵に
押されて廃業、なんて話を
あちこちで聞きます。
じゃあどうすれば良いんでしょう??
◆中小企業の3Kって??
結局のところ
大手さんができない、
やらないことをする。
しかも進化しながら。
これしかないですよね~。
中小企業が生き残る3Kというものを
教えてもらったことがあります。
「こまわり」「こだわり」「顧客密着」
の3K。
これウチのような小さな会社にとって
ホント大事な3点なんですね。
大事な点で、
とにかく「革新」をつづける
そして、そんなお店さんに
日本一「繁盛提供」となる
たまご屋になること
これが僕たちの
目下のビジョンです。
冒頭のミスタードーナツは、
大量閉店のあと
別ブランドとのコラボや
有名シェフとのタイアップなど
高付加価値化し、
コロナ禍で
強みを活かした
「持ち帰りやすさ」に特化し
ふたたび高収益企業になりつつあります。
ノキア社は、ガラッと変わり
携帯メーカーから
通信機器メーカーとして再出発
5Gの波に乗って大復活しつつあります。
大変な時期だからこそ、
変革できるチャンスが
あるのだと思います。
ここまでお読みくださって、
ありがとうございます。