小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記SOMMELIER DIALY

振り込め詐欺にまちがわれました。「悪のたまご」って何!?

こんにちは!

たまごのソムリエ・こばやしです。

 

少し前に東京出張していたのですが、

「振り込め詐欺」の受け子と

勘違いされ、あやうく署まで

連れていかれそうになりました(汗)

 

池袋駅のコインロッカーで、

荷物を預けようとしていたら

「ちょっといいかな!」

と、声をかけられたんですね。

 

振り返ると2人のお巡りさんが。

なんだろう?

と思いつつ「いいですよ。」と

笑顔で応えたんですが、

どうも対応が険しいカンジ…

 

聞いてみると、どうも

振り込め詐欺メンバーの疑いで

声をかけた、とのことです。

 

ええ・・・!?

と思いましたが、

 

問われるままに

たまご屋であること

商用でこちらに来たことを

説明しましたところ・・・

 

・・・ま~ったく疑い晴れず、

 

食品しか入ってない紙袋

持っている名刺

免許証に提案の資料・・

すべて見せて、

やっと信じてもらえました。

 

「ちなみに、なんで僕なんですか?

コインロッカーなんてみんな

利用しているのに。」

 

と、2人の去り際に聞いてみたんです。

すると

「スーツにスニーカーだったから。」

とのこと。

 

振り込め詐欺の受け子は、

服は取り繕って騙そうとするけど

靴まで気を使わないんだとか。

なるほど・・。

 

そう、

今回の出張は、

展示会出展があったこと

豪雨予報がでていたことから

シンプルな黒のスニーカーで

来ていたんですね。

ラクでよかったですが、

それがアダになるとは…

いや~、見た目って大事だなあ

と思い知りましたね。

 

◆リンゴとタマゴの悪人って?

ちなみに欧米では、

明らかに悪いヤツを

「バッドアップル(腐ったリンゴ)」

 

一見わからない悪人を

「バッドエッグ(腐った卵)」

と言います。

 

なかなか面白いですね。

確かに悪くなったリンゴは

見た目にわかりますし、

 

卵は割ってみるまで

腐っているか、わかりません。

ですので、

ぼくたちは毎日、選別工場では

すべてのたまごを光で透かして

ひとつずつチェックします。

 

見てわからない“悪人タマゴ”に

ならぬよう、全数検査です。

そして、

たまごにも「見た目が悪い」

ものがありまして、

『雀斑卵(じゃくはんらん)』なんて

呼ばれます。

 

ブチもようのたまごがあるんですが、

中身は新鮮で味もおいしい立派なたまご、

でも「外観異常」という事で規格外になっていました。

 

それを今年から、

もったいないをなくす!の取り組みとして

「かいじゅうのたまご」

として売り出しています。

おかげさまで!

想定をはるかに超える人気を

いただいております。

 

見た目で悪人と勘違いされた

善良なボクと同じく(?)

正しい評価をしてくださっていること

とても感謝申し上げます。

 

ここまでお読みくださって、

ありがとうございます。

カテゴリー | ソムリエ日記 , ちょっとつぶやき2022年06月2日