説明責任ってホント大事ですよね-評価を逆に上げる誠実対応
こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。
昨日からの大規模通信障害、
auの方は大変ですね。
お客様やウチのスタッフと連絡が取れなくなって
LINE電話で対応しましたが、
やっぱり困りましたね~。
昔は一日二日、連絡がつかなくても
そんなに気にならなかった気もしますが、
今は仕事抜きの一個人の携帯であっても
「だれかとコンタクト取れない」のはすごく不安になるんですね。
auショップにも、
困った方々が殺到していたようですが、
双方たいへんだったかと思います。
ところが、KDDIによる経緯説明の記者会見、これが、
非常に評価高かった!
との声がありますね。
技術者の端くれとしてKDDIの会見を見ていたが、KDDIに対する好感度がかなり上がった。幹部があらゆる質問を打ち返せているし(なにより驚いたのは社長がiOSとAndroidの仕様差分に言及した点)、慌てふためいたり助けを求めたりするシーンがまるでない。
— Kobayashi Yasuhiro (@ppyv) July 3, 2022
どんな会見なんだろう…とちょっとのつもりが約2時間の会見全部見てしまいました。こんな謝罪会見見たことがないというぐらい、幹部が質問に対して淀みなく分かり易く答えていて、誰が答えるのかの連携もスムーズで、真摯に受け止めていることが伝わる会見 https://t.co/ASHeLNvAOm pic.twitter.com/xukg1J7vrA
— 🌻JUN💙愛の不時着・運命のように君を愛してる・賢医沼💙 (@JUN69179008) July 3, 2022
いや~、すごいですね。
通信障害の是非は別として、
経営陣がちゃんと現場を分かっている
というのはすごく安心感につながるのが分かります。
知床観光船沈没の際は、
経営者が法律の規定や実際の運用を
「聞かれてもわからない」状態で
あたふたしどろもどろしてましたが、今回はすごく対照的に感じました。
経営者はもちろんのこと、
お客様と接する人間が技術面の話や
品質面の話をキッチリ即答できるかどうかって
すんごく大事だとわかりますね~。
僕たち卵屋でいうならば、
昨年は鳥インフルエンザが全国で猛威をふるいました。
いざ不安な点があったとして、
現場で即その解消ができているかどうか。
また、鶏卵にはインエッグと言いまして
どんなきちんとした管理の農場であっても、
鶏卵の内部にサルモネラ菌を持った卵が
数十万~数百万個に一個の割合で
発生してしまいます。
どんなたまご屋であっても
常にお客様の食中毒の可能性に対して
ゼロにすることはできないんですね。
いざ何かあった時に
経緯、メカニズム、打てる対応、現状
きちんと微に入り細を穿つ説明ができるかどうか…
特に経営者として求められていると感じます。
今回のauの件、会見を観て
「auを選んでよかった。」
という声までネットでありました。
僕たちも、あってはならないことがもし仮に起こってしまったら、
逆に信頼してもらえるように、
普段より深くふかく考えてまいります。
ここまでお読みくださって、
ありがとうございます。