お店の必要条件、という考え方
こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。
ウクライナ・ロシア戦争について記事を読んでいたら
『必要条件は何か』という文章が目に留まりました。
論調として
「プーチンが悪い。」という考えが
メディアも個人発信も大勢ですが、
世界の政治学者さんの中では
そう断定するのには慎重なんだとか。
なぜなら
『必要条件じゃない可能性があるから。』
“必要条件”ってなんだっけ…?
中学?高校?くらいでやったっけ。
という感覚ですが、
『〇〇なら→必ず△△になる。』
これが必要条件だそうです。
水蒸気が昇る →雨が降る
みたいな感じでしょうか。
で、
「プーチンが大統領になる→ウクライナに攻める」
これが必ず起きるか?
というと、もしそうなら大統領歴20年ですから
もっと以前に最良のタイミングはいくつもあった。
なので、今年これを引き起こした必要条件は別にあるのでは。
ならば、それは何か。
…という考え方なんだそう。
アメリカの発言なのか
自国ナンバー2の後押しなのか。
見えていない条件、
そこを見極めないとならない。
…ということです。
なるほど。
たまごの世界は、
必要条件がはっきりしています。
生まれてくる卵は必ず
直前2週間のお母さんニワトリの
環境に影響されて生まれてきます。
2週間かかって、ゆっくりと形成され
最後に卵殻ができます。
この間にもし
飼料が安定しないと黄身は
まだらな色になりますし、
途中で雷雨があってびっくりすると
卵質にその影響が出ます。
ですので、
一個のたまごが美味しくなるには
この2週間をどんなステキ環境にして
さらに最高の目利きでたまごを磨いて
最短でお届けできるか。
これが問われるのですね。
そして、ご飲食店さん洋菓子店さんも、
お店のご繁盛についてきっと
“必要条件”となるものがありますよね!?
お店が繁盛した・・・
〇〇をしたから→ 来店数増えた
または売り上げが下がった・・・
△△が理由で→ 売り上げダウン
この「〇〇」「△△」は何か。
もし間違っちゃうと、対処が遅れますよね。
そして、
いろんなお客様と話をしている中で
『たまご』が「必要条件」に
なっている事が
ささやかながらいくつもあることに気づいたのです。
利益率アップ
メニュー注文数
満足度アップ
そういったプラスの点に
必要条件として
お届けするたまごがかかわっている。
このことは
非常に重要だと思っています。
「おいしいですよ。」
「いいたまごなんです。」
以上の効果と価値の引き出しを、
取引先さまと話しあい
ご繁盛につなげてまいります。
ここまでお読みくださって
ありがとうございます。