強みは「集合」で強くなります。
こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。
ちょっと打ち合わせに
スターバックスに行ったのですが、
日曜日の午後だったせいか
ドライブスルー渋滞していました。
すごいですね~。
スターバックスのコンセプトは
「ザ・サードプレイス」
“第三の居場所”です。
自宅と職場のつぎに
ゆったりできる場所を提供する
・・・という想いがあります。
ですので、
とても落ち着くイス
ゆったりとした雰囲気と音楽
できるのを待つ間の会話・・・
こんなことを意識しているわけです。
してみると、
「ドライブスルーで買ってかえる」
というのは、
その『第三の場』サービスの
多くを享受できないわけで、
ちょっともったいないような
気がするんですよね・・・
なので僕はなんとなく
時間があるときだけ
スタバに行く事が多いのです。
とはいえ、
空間をくつろぐだけじゃなく、
コーヒーの味も
「おいしいな・・!」
と行くたびに思いますし、
商品を買って
その世界観に触れて
すごくハッピーだ、
という事もあるはずです。
それらを重視する人は
ドライブスルーを選択
するわけで、
僕みたいな
「余さず価値を受けないと…
もったいない!」
なんて考えは単に
貧乏性なのでしょうね。
◆強みはいっぱいあるべき
こんなふうな、
商売の戦略上で
ひとつの強みだけじゃなく
それを軸にした
いくつもの強みの集合体で
独自性をだせると
やっぱり強いですよね。
そんな考え方を、
コア・コンピタンス経営
なんて言い方をします。
自社のコアな価値を
多くの周辺価値で
補強する経営戦略です。
現代社会では、もはや
不味い食べ物なんて
無くなってしまいました。
コンビニで食べようが
レトルト食品だろうが
美味しいのが当たり前です。
どのお店も、
「おいしい」だけでは
差別化にならない時代なのです。
だから、
スターバックスが
「第三の場所」を核に
味もいいしサービスもいいし、
雰囲気も良くてデザインも
接客も…
みたいな、核の価値に
強みをいくつも周辺に
構築してその集合体で
攻めるようになっているのですね。
だから、強いわけです。
◆たまご屋も料理店さんも強みの集合で…!
ご繁盛している飲食店さんは、
無意識にでもこういった
強みをいくつもつくっている…
お客様との打ち合わせの中でも
そう感じます。
逆に、新たに
お店を出される方で、
味「だけ」に強くこだわって
いらっしゃることもあります。
ご開店後に苦労される
事も少なくなく、
非常にもったいないですね。
僕たち卵屋の
お役立ちで言いますと
たまごは飲食店さんの
「周辺価値」アップに、
非常に相性が良いのです。
たとえば、『誘因性』
メニュー写真やカンバンの
訴求性として、視覚的に
たまごは非常に効果があります。
たまごを出すと
誘因率が高いのです。
また、他食材とくらべ
コストの割りに
こだわったメニューがつくりやすく
こだわりどころ情報も
伝えられる点が多いんです。
『ストーリー』や『話題性』
だってたまごメニューで
伝えやすいのです。
味だけじゃなく、
お店の世界観とか
ストーリーにも
お役立ちできる部分が
とっても多いんですね。
ぜひあなたのお店の
魅力のあつまり、
「強みの集合体」のために
こだわり卵の価値を
ご活用くださいませ~。
ここまでお読みくださって
ありがとうございます。